WOWOWで2月23日にスタートする、内野聖陽主演の「連続ドラマW ゴールドサンセット」（日曜午後10：00）の場面写真が解禁された。
本作は、白尾悠氏による同名小説が原作。大森寿美男氏が監督＆脚本を務め、後悔、追憶といった人生の機微を描く。内野が演じる謎の老人・阿久津勇は、一人大声をあげたり、どこかおかしな振る舞いで隣人の女子中学生にも不審がられる始末だが、次第にその振る舞いの理由と、彼がひた隠しにしている過去が明らかになってゆく。それぞれが生きづらさや苦悩を抱えながらも、劇団「トーラスシアター」を通じて自分自身を見つめ直し、人生の意味を見出していく老若男女の再生の物語だ。
このたび解禁された場面写真は、全部で6枚。1枚目は、阿久津が住むアパートの隣人で、中学生の上村琴音（毎田暖乃）が、外に出た阿久津のあとをつけるシーン。阿久津の支離滅裂な言動の理由を探る琴音だが、阿久津らとの出会いを通して自身と向き合っていくことに。
2枚目の写真は、阿久津をはじめとする、生きづらさを抱えた人々が所属する劇団「トーラスシアター」を率いる演出家・小巻沢梨子（小林聡美）と、演出助手の瀬能大樹（今井隆文）が、劇団員の演技指導している場面。55歳以上であることが参加資格の市民劇団で、阿久津はシェイクスピアの「リア王」に自分の人生を重ね合わせる。
そして、3枚目は、突如会社をリストラされた太田千鹿子（坂井真紀）と、気ままな老後を過ごしている叔母の太田紀江（風吹ジュン）の2ショット。紀江から顔写真の撮影を頼まれた千鹿子は、けげんに思いながらも引き受ける。そこで、チェーホフの「三人姉妹」の台詞が、人生崖っぷちの千鹿子と、一世一代の決心をする紀江の背中を押してくれる。
4枚目の写真は、「トーラスシアター」の稽古風景。阿久津らと同じく「トーラスシアター」に所属する女性・三橋芳子（和久井映見）もまた、過去の職場での経験から心にトラウマを抱えている。それぞれが抱える思いとともに「リア王」の稽古は進んでゆく。
5枚目に、中島裕翔（Hey! Say! JUMP）の出演シーンが公開された。不動産会社に勤務する青年・竹之内駿介（中島）は、幼い頃から付き合いのある、元教師の長島（津嘉山正種）の元を度々訪れている。長島のために優しいうそをつき続ける竹之内は、胸に秘めたある思いを打ち明けるのだった。
最後の写真は、阿久津の強い悔恨（かいこん）の念とともに追憶の中に現れる謎の女性・節子（三浦透子）とのシーン写真。謎に包まれた2人の関係とは、そして阿久津が彼女を探し続ける理由とは一体？
さらに、2月7日に開催される、「ゴールドサンセット」の完成報告会を「LINE」内のショート動画プラットフォーム「LINE VOOM」にて、無料生配信することが決定した（午後3：00～）。当日は、主演の内野はもちろん、監督＆脚本の大森氏が登壇する予定だ。
