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THE MOON』本編映像到着

本作のストーリーは、月面の有人探査を叶えるべく、3人のクルーを乗せた韓国の有人ロケット・ウリ号は宇宙へ旅立った。しかし月周回軌道への進入を目前にしながら太陽風の影響で通信トラブルが発生し、修理中の事故によりクルーの命が失われる。唯一残された新人宇宙飛行士ソヌ(ド・ギョンス)を生還させるため、5年前の有人ロケット爆発事故の責任を取り組織を去った当時の責任者ジェグク(ソル・ギョング)が宇宙センターへ呼び戻される。一方、仲間の遺志を継ぐ決断をしたソヌは、重大な危機に直面しながらも月面への着陸を成功させる。僅かな救出の可能性に懸けて地上スタッフが奔走するなか、果たしてソヌは再び地球の大地を踏むことができるのか。


韓国発の宇宙船・ウリ号が、月面着陸という困難なミッションに挑むために地球を出発! しかし月起動を目前にしながら、太陽風の影響により通信障害が起こり、地上との通信が途絶えてしまう。地球の管制センターが原因究明に奔走する中、宇宙船クルーたちも船外活動を行い、修理を試みていた。
船外活動中のチョ・ユンジョン(イ・イギョン)隊員が、燃料タンクをチェックしていると燃料漏れの発生を確認。さらに、ショートした結果火花が飛び散り、大爆発を引き起こしてしまう!THE MOON
THE MOON
THE MOON
爆風により飛ばされた部下を救助する為、船長のイ・サンウォン(キム・レウォン)がユンジョン隊員の元へ近づく中、再度大きな爆発が巻き起こり、ユンジュン隊員は宇宙の彼方へ吹き飛ばされてしまう。命綱一本で船長は何とか宇宙船と繋がっているが、クルー2名とも大けがを負ってしまうという絶望的な状況に…。船内で作業していた新人宇宙飛行士のソヌ(ド・ギョンス)は、生命に関わる大惨事を目の当たりにしながらも「船長!」と叫ぶことしか出来なかった…。
前代未聞の宇宙事故が起こるという、本作きってのダイナミックシーンを収めた本編映像となっている。

本作を作りあげるために、7~8ヶ月ほど徹底的にリサーチを重ねて、シナリオを手掛けたキム・ヨンファ監督。韓国航空宇宙研究院や、韓国天文研究院などの国家専門研究機関から助言を受けて、リアルかつ見応えのある作品を目指したという。「制作が始まってからは一日も休まず精力的に働きました。SF映画を手掛けた理由は、私が観たい映画を、観客の皆さんも観たいのではと思ったからです。観客がビジュアル的において新鮮な衝撃がなければならないので、按配について悩みました。感情と融合しなければビジュアルの効果時間も短く、テンポについては頭を悩ませました。感情の設計をしながら適切なビジュアルを見せられるよう、議論と準備を重ねました」と語っており、映像ディレクターとして覚悟を持って作品作りをした事が伺い知れる

なお本作は、制作費・280億ウォン(約32億円)という韓国映画としても多額の予算が割かれており、本映像の様なアクションシーンが多数盛り込まれている。鑑賞者を飽きさせない、見応えたっぷりの作品を是非確認して欲しい!

THE MOON

CAST&STAFF
監督:キム・ヨンファ 出演:ソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエ
2023年、韓国、韓国語・英語、129分、カラー、ビスタ、5.1ch、原題:더 문、字幕翻訳:根本理恵、字幕監修:柳川孝二、映倫:G、配給:クロックワークス
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