このたび解禁となったのは、フォン・エリック一家を演じたキャストたちが実際の彼らの姿を再現した特別写真。試合着でポーズをきめる兄弟たちや、亡きデビッドの異名“テキサスの黄色いバラ”にちなんだ黄色いバラを捧げるケビンの様子を収めたものなど、当時の貴重な写真と比較することで、本作の圧倒的な“再現度”を楽しむことができる。
ケビン・フォン・エリック 比較写真 『アイアンクロー』© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
フォン・エリック家 比較写真 『アイアンクロー』© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
この特別写真解禁とあわせて、劇中に登場する往年のプロレスラーたちを捉えた特別映像も到着。劇中ではフォン・エリック家のみならず、リック・フレアーやハリー・レイス、ブルーザー・ブロディなど、当時大活躍した名プロレスラーの容姿や着こなし、言動を完全再現している。
彼らによる本格的なプロレスシーンは、米プロレス団体<AEW>の現役王者である「MJF」ことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、元<WWE>王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンコーディネーターを務めており、それぞれがレスラー役として劇中にも出演している。
さらに、この忠実な再現は人物だけにとどまらない。本作では、ダラスの名物プロレス会場スポルタトリアムを忠実に再現したセットが使用された。観客を前にしたプロレスシーンの撮影では、実際に当時の試合を子どもの頃に見て育ったプロレスファンたちがエキストラとして参加。コーディネーターのチャボ・ゲレロ・ジュニアは、「多くのエキストラがワールドクラス・チャンピオンシップ・レスリング(WCCW)を思い出した。昔見たシーンだったんだ。撮影が終わったあと、みんな俺にこう言った。『子どものころ見たのと同じだった』ってね」と撮影を振り返っている。
『アイアンクロー』© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
物語・・・
1980年初頭、プロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元AWA世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の次男ケビン(ザック・エフロン)、三男デビッド(ハリス・ディキンソン)、四男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、五男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。さらにフォン・エリック家はここから悲劇に見舞われる。すでに幼い頃に長男ジャックJr.を亡くしており、いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは――
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『アイアンクロー』作品情報
公開日 |
2024年4月5日公開予定 |
キャスト |
監督:ショーン・ダーキン
出演:ザック・エフロン ジェレミー・アレン・ホワイト ハリス・ディキンソン モーラ・ティアニー スタンリー・シモンズ ホルト・マッキャラニー リリー・ジェームズ |
配給 |
キノフィルムズ(提供:木下グループ) |
制作国 |
アメリカ(2023) |
上映時間 |
130分 |
公式サイト |
https://ironclaw.jp/ |
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