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「レザボア・ドッグス」デジタルリマスター版、伝説の冒頭シーンが公開!

30年ぶりに劇場公開!
      30年ぶりに劇場公開!

クエンティン・タランティーノの監督第1作「レザボア・ドッグス」デジタルリマスター版の本編冒頭シーンと、キャラクタービジュアルが披露された。あわせて、オダギリジョー、津田健次郎ら著名人からのコメントも公開された。

本作は、1992年サンダンス映画祭で初めて上映され、過去に類を見ない斬新な構成と過激なバイオレンス描写で絶賛されたクライムドラマ。日本での劇場公開は、30年ぶりとなる。

映像は、本編映像の冒頭3分間を切り取ったもの。LAにあるダイナーの円卓に集った6人の犯罪プロフェッショナル。メンバーはベテランのMr.ホワイト、出所したばかりのサイコ男・Mr.ブロンド、肝の座った泥棒・Mr.オレンジ、独特な信念を持ったMr.ピンク、無口なMr.ブルーに饒舌なMr.ブラウン。白シャツに黒のスーツ、ネクタイ、サングラス姿の男たちは、本名ではなくブラウンやオレンジといった色の名前で呼び合う。

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「レザボア・ドッグス」デジタルリマスター版は、2024年1月5日より新宿ピカデリーほかで全国公開。各著名人からのコメント全文は以下の通り。

【オダギリジョー(俳優)】

いまさら何も言う事はない。
今はただ、これをスクリーンで観られる幸せを喜ぶだけ。

【津田健次郎(声優・俳優)】

ある日突然映画に新しい言語が現れた。その衝撃。「レザボア・ドッグス」がデジタルリマスターで劇場で蘇る。タランティーノが放った最初の矢が時を超えて劇場で観られる。なんという幸福。

【阪元裕吾(映画監督)】

「レザボア・ドッグス」を初めて見たのは中学3年生。

思春期真っ只中のボクはわかりやすくハマり、高校生の時に入った演劇部で「高校生版レザボア・ドッグスもどき」のような脚本を書いて顧問や当時の部長に酷評されたという苦い思い出がある作品です。

それ以来見る機会はなかったのですが久々に見返したらやっぱり大好きな作品!
映画に出てくる男と言えば、暴力と破滅!今の人が見てもは全くわけがわからん固有名詞ネタ会話劇も、逆にキャラクターの刹那性を高めてますね!ぜひ劇場で見てください!

【テラシマユウカ(「GANG PARADE」)】

無駄話に詰め込まれたロマンと、短時間に濃縮されたセンス。

聞き飽きることのない好きな言葉の掛け合いに永遠と浸っていたいと願いながらも、既に完成されているタランティーノの”色”に、嫉妬した記憶さえある。

初めて映画館で聴くオープニングの音の輪郭の気持ちよさに血が滾る気配がした。

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