韓国の人気俳優チョン・イルは、映画『高速道路家族』の公開記念舞台挨拶に主演として出席し、熱心なファンとの交流を楽しんだ。当初、舞台挨拶には予定されていなかったイ・サンムン監督も意外な登壇を果たし、チョン・イルと共に作品について熱く語った。
イベントでは、舞台上には美しく飾られた映画のポスターが掲げられ、ファンたちは熱心に手にしたチケットを握りしめ、舞台に向かうチョン・イルを待ち望んでいた。会場は歓声と拍手で包まれ、チョン・イルの登場に熱い歓迎が贈られた。
チョン・イルは謙虚な笑顔で舞台に立ち、マイクを手にファンに感謝の気持ちを伝えた。彼は作品に対する情熱を語りながら、役柄にどれだけの思い入れを持って演じたかを熱意を込めて説明した。ファンたちは彼の言葉に酔いしれながら、熱い拍手と声援で応えた。
そして、予想外のサプライズとしてイ・サンムン監督が舞台に登場した。イ・サンムン監督は短いスピーチを通じて、自身の感慨深い思いや作品の裏側について語った。チョン・イルとの共演についても触れ、彼の演技力と情熱について称賛の言葉を贈った。チョン・イルも監督への尊敬と感謝の念を述べ、二人の息の合ったチームワークが作品の完成度を高めたことを強調した。
チョン・イルは日本のファンから大きな拍手で迎えられ、上下黒のスーツ姿で登場しました。彼は日本語で挨拶し、「この映画を持って日本を訪れることができて光栄です」と喜びを表現しました。彼はドラマ『太陽を抱く月』や『ポッサム～愛と運命を盗んだ男～』などで日本でも人気があります。
チョン・イルは、「ホームレス一家の父親・ギウ役」という役柄について、「ありふれた役柄ではない役を演じたいと思っていました。感情の幅がダイナミックで、心に痛みを抱えたキャラクターです。これまでに見せたことのない私の姿が見せられるだろうと思い、すぐに出演を決心しました。演じることは難しかったですが、監督が常に助けてくれました。この役が舞い込んできたことは贈り物のようでした」と述べています。
また、チョン・イルは最近の衝撃的な出来事について問われ、「最近プライベートでゴルフをしたのですが、とんでもなく悪いスコアを出してしまって大きな衝撃を受けました」と笑いながらコメントしました。
共演者の黒木や横浜からは、チョン・イルの集中力や姿勢が称賛されました。チョン・イル自身は、幸せについて「若い頃は他人からの評価に幸せを見出していましたが、今はまず自分を愛し、自分を顧みることが大切だと感じています。自分自身に近づいていくことに楽しみを見出し、幸せを感じるようになりました」と語っています。
