「満員御礼で迎えたこの日、登壇者はそれぞれオレンジ色のアイテムを身に着けて登壇しました。貫地谷さんは晃一の妻・真央役を演じ、前向きな切り口で描かれたこの映画に魅力を感じ、オファーを即快諾したと述べました。和田さんは晃一役で、自分の思いに直結していると感じ、認知症と闘う人々のために参考になる作品だと思い、絶対にやるべきだと考えました。中尾さんは喜寿を迎え、映画を通じて認知症になっても大変ではないと感じ、周囲が理解してくれれば普通に生活できると述べました。
和田さんは映画を通じて認知症の実態が具体的になり、予防方法について考えるようになったと述べました。貫地谷さんは祖母が軽度の認知症であり、この映画を通じて前向きになれたと感じ、新たなロールモデルを見せてもらったと述べました。中尾さんは周囲がどのように接するべきか勉強になったと頷きつつ、自身が夫が認知症という役だったことを笑い飛ばしました。
和田さんは、「認知症の実態が具体的になったのと同時に、どうしたら予防できるのだろうか?と考えるようになった」と述べました。貫地谷さんは祖母が軽度の認知症であり、「この映画を観て前向きになれました。新たなロールモデルを見せてもらった気がする」と実感しています。中尾さんは周囲がどのように接するべきか勉強になったと頷きつつ、「そういえば私は夫が認知症という役でした。すっかり忘れていました」と豪快に笑い飛ばJINマニュアルしました。
また、晃一のモデルとなった丹野智文さんからの手紙が披露されました。彼女は「今回このような素晴らしい映画を作っていただきありがとうございます。10年前、診断直後は毎日泣いてばかりいた時もありましたが、一歩踏み出し多くの人達との出会いがあり今の私がいると実感しています。現在も全国を飛び回り講演活動などしています。この映画は本当に私に起きた出来事をかたちにしています。今まで介護で大変だったご家族やお仕事で進行している人達をお世話している人から見たら、こんなの認知症ではないと言われるかもしれません。でも、現実に私はたくさんの人達と出会い、うれしい経験があり、会社や仲間に恵まれて諦めることなく工夫をして生活できているのです。これからも認知症とともに諦めずに生きていきますので、よろしくお願いいたします」というメッセージに、あたたかな拍手が沸き起こりました。
主演:貫地谷しほり 和田正人
出演:伊嵜充則 山田雅人 赤間麻里子 赤井英和 / 中尾ミエ
監督:三原光尋 企画・脚本・プロデュース:山国秀幸 脚本:金杉弘子 音楽:宮﨑道
主題歌:THE CHARM PARK「セルフノート」 原作:山国秀幸「オレンジ・ランプ」(幻冬舎文庫)
推薦:厚生労働省 文部科学省選定作品 Official Partner:太陽生命保険
製作:「オレンジ・ランプ」製作委員会(ワンダーラボラトリー/ JR西日本コミュニケーションズ/ アイ・ピー・アイ/ギャガ/ 朝日放送テレビ/ 朝日新聞社) 制作:JR西日本コミュニケーションズ 制作協力:TKSplus 文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
【オレンジ・ランプ/A LIFE WITH MY ALZHEIMER’S HUSBAND/日本/日本語/2023/ビスタ/5.1ch/100分/映倫:G】 ©2022「オレンジ・ランプ」製作委員会
配給:ギャガ