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『わたのまち、応答セヨ』公開決定

岩間玄監督と土屋敏男プロデューサーがタッグを組み、岸井ゆきのが語りを担当するドキュメンタリー映画『わたのまち、応答セヨ』が、5月2日より新宿シネマカリテほかにて公開されることが決定した。

本作は、『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』(2020年)でデビューした映画監督の岩間が、『進め!電波少年』(日本テレビ系)などのテレビ番組を手がけたプロデューサー・土屋と共に贈るエンタメドキュメンタリー。『ケイコ 目を澄ませて』で第46回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞に輝いた岸井の語りに乗せて、愛知県三河・蒲郡市で、かつては活気に満ち溢れた“繊維産業”の今に切り込み、様々な出会いが“繊維の街”に奇跡をもたらす様子を描く。

あわせてポスタービジュアルと予告編も公開。ポスタービジュアルには、「わたを紡いで蒲郡からロンドンへ映画が奇跡を起こす」というコピーと寡黙な職人の姿、その木綿がロンドンで華やかにお披露目される様子が配された。

岸井ゆきのが語りを担当 『わたのまち、応答セヨ』予告編

そして予告編では、「トンネルを抜けると、そこには“わたのまち”がある。そう思い込んでいた」という岸井による語りからはじまり、崖っぷちの繊維産業を救えとドキュメンタリー映画の撮影を始めたものの、「余計なことしないでくれ。映画も作らないでくれ」という地元の反応に戸惑う制作陣の様子が映し出される。しかし美しい三河木綿に触れ、人生をかけて取り組むひとりの職人との出会いが化学反応を起こし、物語は想像を超えた結末へ向かっていく。

■公開情報
『わたのまち、応答セヨ』
5月2日(金)より、新宿シネマカリテほか全国公開
企画・プロデュース:土屋敏男
監督・撮影・編集:岩間玄
語り:岸井ゆきの
配給・宣伝:鈴正、JAYMEN TOKYO
Sponsored by 映画『わたのまち、応答セヨ』プロジェクト委員会
2024/日本映画/99分/ビスタ/DCP/5.1ch
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