映画

映画『More/モア』上映決定

西野カナやLiSAなど錚々たるアーティストのMVを手がけてきた末吉ノブ監督による、劇場公開長編第二作目『More/モア』が、2025年5月10日(土)〜5月24日(土)に、ユーロスペースにて上映が決定しました。

インディーズ映画1作目の「チャロの囀り」に続き、2作目の「More/モア」もユーロスペースでの上映が決定。
「チャロの囀り」は、2024年初頭にユーロスペースを皮切りに単館系で全国上映され、同年3月にアンコール上映も実施と多くの反響を得ています。

本作品の監督・末吉ノブは、「Sprocket Holes Japan」という俳優や監督の勉強会や自主制作のコミュニティも運営。同時に配給レーベルも立ち上げ、「More/モア」は記念すべき「Sprocket Holes Japan」配給第一作目となる。さまざまなクリエイターや俳優部との出会いを重要視し、本業の傍ら”インディペント”にこだわった数々の映像制作を手掛けている。

俳優兼演出家で脚本家、「もあダむ」という劇団も主催している阿久津京介による、時にテンポよく、時にじっくり見せる会話劇を、
末吉ノブ監督作品「チャロの囀り」主演、その他末吉監督作品で欠かせない存在となっている出演する全ての作品で全く違う役柄をこなす次世代のカメレオン俳優・卯ノ原圭吾により、没入感のあるストーリーに昇華しています。

コメント

監督・末吉ノブ コメント
前作の「チャロの囀り」で完全に個人でのインディーズ制作ながら、ユーロスペースという歴史ある映画館で劇場公開デビューさせていただきましたが、僕の長編二作目である「More/モア」が再び、ユーロスペースでの劇場公開決定となりました。
僕自身とても大切にしている「人と人の関わり合い」を軸に、今回は「後悔」をテーマに描きました。
「後悔」はネガティブな感情に捉えられがちですが、そんな感情を抱えるからこその人間の深みが美しいと思っています。本作の主人公もまた、後悔を背負いながら生きていくんですが、決して後ろ向きにならずに、泥臭くても前を向いていく強さを感じ取っていただけたらと思います。

脚本・阿久津京介 コメント
思えば、たくさんの過ちを犯してきました。
謝りたい人がいます。もう会えなくなってしまった人がいます。
「あのときああしていれば。」「あんなこと言わなければ。」
振り返っても辛いことばかりだから、おろかなぼくは、前を向くしかありませんでした。
この物語は、そんな極めて前向きな応援歌です。

主演・卯ノ原圭吾 コメント
僕は、自分が主役の「人生」という名のRPGを生きていました。
そんな気がしていました。
でも、それぞれの人に物語があって、愛すべき人がいたり、嫌いなものがあったり、泣いたり笑ったり。
これはその中の、とある人間の「後悔」の物語です。
後悔した時点には決して戻れないけれど、手遅れなんてことはない。
誰しもが持つ「後悔の物語」
全ての人の「今」に刺さる作品になっていると思います。

主演・米村真理 コメント
あの時ああしていたら、未来は変わっただろうか。
誰もが思ったことがある
これから幾度となく思うかもしれない
そんな後悔を嘆くのではなく、じゃあ今できることは?
と思わせてくれる映画です
あなたの今を全力で生きてほしいです
もっと生きたくなっちゃうくらいに。

『More/モア』

2025年5月10日(土)〜5月24日(土)にユーロスペースにて上映

「この世界にモブなんていないんだよ…」

ウエディングドレスの女を乗せた車が走る。康太とゆき。二人は幼馴染。無言の車は雄大な自然の中へと走っていく。二人の目的地はどこか。
過去と現在を交差させ、二人の会話を中心に進んでいく「後悔」のストーリー。
人は何かしらの「後悔」を抱えながら生きていく。
それでも、後悔しないように人は一生懸命今を生きている。
あの時こうすればよかった。
なんで言わなかったのだろう?
手を離さなければよかった。
もっと…。
些細なことがその後の生き方にも関わることに。
今を生きる人々へ。

Moreモア

主演:卯ノ原圭吾・米村真理
監督・撮影・プロデューサー・原作:末吉ノブ
脚本:阿久津京介
宣伝:桐本絵梨花
制作:THE DARKMAN TOKYO
制作・配給:Sprocket Holes Japan