1984年のデビューから今年で40周年を迎えたロックバンド、爆風スランプ。パワフルかつユニークなパフォーマンスで人気を博し、デビューわずか1年余りで日本武道館ワンマンライブを成功させると、1988年にはNHK紅白歌合戦への出場も果たしました。その後も数々のヒット曲を世の中に送り出し、活動休止期間を挟みつつも、今年2024年に本格的に活動再開。新曲リリースやライブツアー開催、40周年記念ベストアルバムの発売などで、再びファンを熱狂の渦に巻き込んでいます。
そしてこの冬、長きに渡って音楽シーンを盛り上げてきた彼らの数ある名曲の1つ、「大きな玉ねぎの下で」からインスパイアされた実写映画『大きな玉ねぎの下で』が公開されます。本楽曲の制作について、ボーカルのサンプラザ中野くんは、「デビューして間もない頃に、“来年の武道館を押さえたから満員にしてくれ!”と突然頼まれまして(笑)。さすがに厳しいよなと思い、空席に“ドラマ“を作って、それを歌にしてしまえば、”あの空席にもそういうストーリーが本当にあるのかも“とお客さんも思ってくれるんじゃないかと考えて、作り上げました」と意外な誕生秘話を披露。そして、楽曲のタイトルにもなった「大きな玉ねぎ」というキャッチーなフレーズについては、「初めて日本武道館を見た時に、僕が”大きな玉ねぎが乗ってるね!“と言ったら大ウケして、これは使えるワードだなと」と当時を回顧しながら、「いただいたメロディーのサビが”大きな玉ねぎの下で“にピッタリだなと感じたんです。その後徐々に曲を書き上げていく内に、これは良い曲になるかもしれないと思い、最終的にはそういった方向性で作り上げました」と貴重なエピソードを明かしています。
映画化についても「自分自身の中でも大切にしている一曲を映画化してもらえるのは、本当に嬉しいこと」と喜びを滲ませるサンプラザ中野くんですが、なんと自身が映画に出演していることも明らかに!当初は出演に対し躊躇いもあったというサンプラザ中野くんですが、「“(出演することで)映画のヒットにより貢献できるんじゃないですか”と言っていただけまして。自分の感情はさておき、それが何より重要だなと思い、出演させていただきました」とオファーを承諾した理由についても告白。果たしてサンプラザ中野くんは、本作にどのような形で登場するのでしょうか?ぜひ劇場でお確かめください。
■公開情報
『大きな玉ねぎの下で』
2025年2月7日(金)全国公開
出演:神尾楓珠、桜田ひより、山本美月、中川大輔、伊東蒼、藤原大祐、窪塚愛流、瀧七海 、伊藤あさひ、休日課長、和田正人、asmi、飯島直子、西田尚美、原田泰造、江口洋介
Inspired by 爆風スランプ「大きな玉ねぎの下で」
監督:草野翔吾
脚本:高橋泉
ストーリー原案:中村航
音楽:大友良英
主題歌:asmi「大きな玉ねぎの下で」(Sony Music Labels Inc.)
制作プロダクション:ダブ
製作委員会:東映、U-NEXT、ダブ、ニッポン放送
配給:東映
©2024 映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会
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