【登壇者】福留光帆、MCコトブキツカサ
【場所】ブロードメディア試写室(東京都中央区月島1-14-7)
2011年7月、27歳の若さで早逝した稀代の歌姫エイミー・ワインハウスの半生を描いた『Back to Black エイミーのすべて』が、11月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国ロードショーとなる。
グラミー賞5部門受賞、早逝の歌姫エイミー・ワインハウスの光と影――
“21世紀を代表するアーティストの1人”と世界的に称賛されたエイミー・ワインハウスが、アルバム「バック・トゥ・ブラック」を発表してグラミー賞5部門受賞という栄誉に輝き、一躍世界的大スターの地位を獲得する実話を元にした物語。若くして脚光を浴び、突然の名声に戸惑いながらも、感情むき出しの歌詞に独特のけだるいハスキーボ・イスで本能のままに歌い続けた“愛に生きた”エイミーの“波乱に満ちた愛と喪失”を描き、知られざる素顔に迫る。
この度、11月19日(火)に彗星の如く現れて、若くして脚光を浴び、突然の名声に戸惑いながらも周りに流されず自分を貫いたエイミー・ワインハウスにちなみ、「佐久間宣行のNOBROCK TV」出演をきっかけに1万人以下だったYouTubeチャンネルの登録者数はいっきに30万人を超え、地上波の人気バラエティ番組にも出演が続くなど、短期間で大ブレイクを果たし、飾らない性格と鋭い大喜利で現在人気沸騰中の元AKB48福留光帆をゲストに迎えた公開記念イベントが開催された。
本能のままに愛に生き、27歳の若さで早逝した稀代の歌姫エイミー・ワインハウスの素顔を描く映画『Back to Black エイミーのすべて』。その公開記念イベントが11月19日に都内で行われ、元AKB48の福留光帆が参加した。
エイミーがグラミー賞5部門を受賞した際のライブ衣装とヘア・メイクを再現した姿で登場した福留。エイミーコスプレの感想を聞かれると「今日からグッと気温が下がったので廊下とかトイレとか寒かった。エイミーさんは風邪を引かなかったのかと心配になった」と天然で返しつつ「なにぶん私はオパイが大きくないので谷間を書きました。分厚いヌーブラで盛ったけれどそれでも足りなくて。胸元に線があるの見えますか?これです」と自虐ぶっちゃけで笑わせた。
先んじて本作を鑑賞済の福留だが「洋画を吹き替えではなく、初めて字幕で観たので文字を読むのが大変だった」とまさかの感想を漏らしつつ「吹き替えではなく俳優ご本人の声を聞けて良かった。字幕だったけれど物語がスッと入って来た。誰かの人生を覗き見しているようで面白かった」と感動。「私もダメンズに引っかかるタイプなのでエイミーの気持ちは分かる。ついつい養ってあげたいと思っちゃう。何かに依存するという点は似ている」とダメ男に惹かれるエイミーに共感を寄せていた。
現在バラエティ番組を中心にブレイク中。「AKB時代は人気がなかったので機材の横でしか踊った記憶しかない。電源が入っているマイクを持ったのも最近。人気のない時はダミー・マイクなのでしゃべっても声が入らない。その時の私にエイミーなみの美声があったとしても誰にも届かない。今日も電源の入ったマイクを持てて嬉しい」としみじみ本物のマイクを撫でていた。
趣味は祖父、実父から引き継いだボート・レースのギャンブル。福留は最近の仕事増量の実感もそこで得ているらしく「ボート・レースが好きで賭け金のゼロが増えた時にブレイクを実感」と明かしつつ「でもこの話がSNSに上がるたびにお母さんから怒りのLINEが届く。以前とは違って怒りのLINEが毎日届くのでそれだけ見てもらえているのだと思っています」とポジティブに捉えていた。
ボート・レースにはかなりハマっているようで「舟券を買えるようになって1年ですが、追いかけていて生活が苦しい。レース場のイベントにも呼んでもらうけれど、そこで賭けてしまうのでギャラをリサイクルしている。今日のイベントのお金も全部水辺に消えていきます」と悲しい予告をしていた。
見事に歌姫エイミー・ワインハウスに成り切ってイベントを盛り上げた福留。今後の目標を聞かれると「王道で悔しいけれど、お芝居をやってみたい。ちょっと波に乗って売れて『お芝居やりたい!』と言い出すのは自分的にはダサいかなと思うけれど」と照れつつも「皆さん、お願いします! お芝居がやりたいです! 憧れは堺 雅人さんです!」とかなり真剣。AKB48出身ゆえに「アーティスト役は?」と聞かれると「自分は音痴なので無理です。ごめんなさい! 私が受けた時のAKBオーディションは歌唱審査はなかったので……」と聞かれてもいないことを暴露して最後まで爆笑を取っていた。
また、併せて解禁されたポスタービジュアルでは、1960年代に流行したビーハイブヘアと、特徴的なアイラインに身を包み、スポットライトを浴びるエイミーに目を惹かれる。今にも歌声が聴こえてきそうな表情と力強い眼差しが印象的だが、“私の涙は乾いていく”というキャッチコピーが知られざる彼女の内面を物語っている。 |
監督:サム・テイラー=ジョンソン
脚本:マット・グリーンハルシュ
製作:アリソン・オーウェン、デブラ・ヘイワード、ニッキー・ケンティッシュ・バーンズ
マリサ・アベラ、ジャック・オコンネル、エディ・マーサン、ジュリエット・コーワン、サム・ブキャナン、レスリー・マンヴィル
2024年/イギリス・フランス・アメリカ/英語/123分/ビスタサイズ/原題:Back to Black/PG12 配給:パルコ ユニバーサル映画/宣伝:若壮房
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