カーリング国際大会出場を目指す女子高生たちの奮闘と友情を描く、映画『カーリングの神様』(監督:本木克英)が新宿ピカデリー他にて全国公開中。この度、本作の主演・本田望結のインタビュー映像が解禁となった。
「氷上のチェス」と言われ、知力、体力、そしてチームワークが求められるカーリングに懸ける女子高生たちを描く、映画『カーリングの神様』。
本作は、主演の本田望結をはじめ、川口ゆりなや長澤 樹、泉智奈津、白倉碧空、秋山ゆずきらフレッシュなキャストたちに加え、高島礼子、柄本 明、田中麗奈、六角精児など豪華なベテランキャスト陣がガッチリと脇を固める多彩な顔ぶれ。監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞や日本アカデミー賞優秀監督賞に輝き、『空飛ぶタイヤ』(18)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、『大コメ騒動』(21)や、池井戸潤原作を映画化した『シャイロックの子供たち』(23)などのメガホンを取ったストーリー・テリングの名手、本木克英。個性あふれる俳優たちとともに感動の物語を創り上げた。
この度、主演・本田望結のインタビュー映像が解禁となった。
全員カーリング初心者でありながら、クランクインの1ヵ月前からカーリングのプロ選手の猛特訓を受けた上で撮影に臨んだキャストたち。試合も含めて、カーリングのシーンはすべて代役無しでキャスト自身が演じているのも本作の見どころ。フィギュア・スケーターでもある本田望結は、周囲から「望結ちゃんは、フィギュア・スケートをやっているから大丈夫でしょう」と思われていたが、実際は「誰よりもできなかったし、カーリングのシューズに慣れずに焦って、余裕がなかった」という。代役無しでカーリング・シーンを撮り切ったことについては、「フィギュアの試合みたいに緊張したし、怖かったし、震えました。演じている感覚がないくらい入り込めました」と主人公のキャラクターになり切って演じていたことが伝わってくる。さらにその緊張に拍車をかけたのが撮影現場のスタッフたちだったようで「(NGを出さずに)一発で決めるぞという暗黙の空気感をスタッフさんたちが出していたと思います(笑)」と語ると、インタビュー収録に立ち会っていたプロデューサー陣たちからは笑いがもれていた。
大きな壁にぶつかりながらも、子どもの頃の純粋な気持ちを思い出すことで、仲間と一緒に熱中する喜びを噛みしめる女子高校生たちの姿をみずみずしく描き出した本作の監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞、日本アカデミー賞優秀監督賞に輝き、『空飛ぶタイヤ』(18)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した本木克英。
撮影が行われた御代田町は、本州のカーリングの聖地と呼ばれている。本編にも実名で登場した「カーリングホールみよた」は、カーリングがブームとなる10年以上前にオープン。本州で最も歴史の長いカーリング専用施設であると同時に、日本で唯一民間運営されているカーリング施設である。撮影は御代田町の全面協力を得て、昨年12月に行われた。