「第3回新潟国際 アニメーション映画祭」が2025年3月15日(土)より6日間開催。このたびポスターが解禁された。また第2回コンペ作品を中心に、新潟でも話題を呼んだ作品をピックアップした「新潟国際アニメーション映画祭 in TOKYO」が11月30日よりユーロスペースにて開催される。
世界で初の長編アニメーション中心の映画祭として、また多岐にわたるプログラムとアジア最大のアニメーション映画祭として、漫画・アニメのクリエイターを数多く輩出してきた“アニメーション首都”新潟にて行われる新潟国際アニメーション映画祭。第2回では前回を大きく上回る延べ2万4000人が参加、早くも大きな成長を遂げた。世界から注目されるなかでスタートした長編にフォーカスした国際コンペティション部門は、アニメーションのトレンドを先取りした作品ばかり。
第1回に押井守審査委員長のもとグランプリとなった『めくらやなぎと眠る女』は、2024年6月に日本公開され大きな話題に。第2回ではアイルランドの著名なスタジオ、カートゥーン・サルーンからノラ・トゥーミー監督が初来日するなど、世界から多くの映画人が集まった。第3回も世界と日本、そして制作者とファンをつなぐことを目指していく。
今回解禁となるポスターは第2回で登場した“クリエイターの手”を表現する千手観音と新潟島のイメージをさらに拡張。アジアンテイストと近未来感が融合し、アジア最大の長編 アニメーション映画祭の名にふさわしいダイナミックな世界観を表現している。第1回、第2回に続いて第3回目となる今回、さらに世界のアニメーションの最前線を意識したラインナップに注目だ。
「新潟国際アニメーション映画祭 in TOKYO」は第2回映画祭で上映された作品の中から、グランプリに輝いた『アダムが変わるとき』をはじめとするコンペティション作品12作品と、満席御礼で話題を呼んだオールナイト上映作品をピックアップ。29の国と地域から集まり、厳選されたコンペティション作品は、どれも見るものの想像力を掻き立てる力作揃い。プログラムディレクター数土直志らによるトークも楽しめる。詳細は以下のとおり。
新潟国際アニメーション映画祭 in TOKYO
11月30日(土)―12月6日(金) at ユーロスペース/渋谷
主催:一般社団法人新潟国際アニメーション映画祭 企画制作:ユーロスペース+ジェンコ
上映スケジュール *対談・トークは無料(約30分)
◎コンペティション部門作品
30日(土)15:00「アダムが変わるとき」 対談:矢田部吉彦+数土直志/17:30「マントラ・ウォーリア」
1日(日) 15:00「アザー・シェイプ」/17:00「アリスとテレスのまぼろし工場」
2日(月) 15:00「クラユカバ」/17:00「スルタナの夢」
3日(火) 15:00「ケンスケの王国(英語版)」/17:00 「オン・ザ・ブリッジ」
4日(水) 15:00「コヨーテの4つの魂」/17:15「マーズ・エキスプレス」
5日(木) 15:00「深海からの奇妙な魚」
◎時代劇アニメ特集
5日(木) 16:45「少年猿飛佐助」「機巧奇傳 ヒヲウ戦記」
6日(金) 15:00「劇場版 戦国奇譚妖刀伝」 解説:数土直志/17:15「ストレンヂア」
チケット発売中
ユーロスペース公式ウェブサイト、ユーロスペース窓口にて販売
1回券 大人1500円 学生1000円 高校生以下500円/
「オン・ザ・ブリッジ」のみ 大人1000円 学生以下500円
全回パス 大人10000円 学生6000円(映画祭サコッシュををプレゼント)
*パス券は窓口のみで販売。上映回ごとに座席指定券をお受け取りください。
◎オンライン・チケット http://www.eurospace.co.jp/
●各種クレジットカードのみでご購入いただけます。●ご鑑賞前にロビーにある専用発券機で、チケットをお受け取りください。
第3回新潟国際 アニメーション映画祭
2025年3月15日(土)~20日(祝・木)開催
場所:新潟市民プラザ、日報ホール、シネウインド、T・ジョイ新潟万代(上映)
開志専門職大学、新潟大駅南キャンパスときめいと(シンポジウム、展示)
英語表記:Niigata International Animation Film Festival
主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会
企画制作:ユーロスペース+ジェンコ
公式サイト https://niaff.net