11日に都内で行われた「anan AWARD 2024」授賞式にて、俳優の塩野瑛久(29)が「アクター部門」を受賞しました。
株式会社マガジンハウスが発行するライフスタイル女性誌『anan』が主催する都市型イベント「anan FES 2024」が開催されており、11月11日にはその目玉イベントとして「anan AWARD 2024」の授賞式が行われました。また、11月16日には今年初開催となる「anan 祭り 2024」も実施予定です。
「anan AWARD 2024」授賞式では、時代を象徴するスターとして五百城茉央(乃木坂46/5期生)、井上和(乃木坂46/5期生)、小島健(Aぇ! group)、塩野瑛久、菅原咲月(乃木坂46/5期生)、辻村深月、MEGUMI、渡辺翔太(Snow Man)らが登壇しました。また、カルチャーやアスリート、ヴォイス部門での受賞者である雨穴氏、河村勇輝選手、黒柳徹子氏(開会宣言)、津田健次郎氏、比江島慎選手は映像での出演となりました。
塩野は、現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇役を演じ、その気品ある演技が注目を集めています。受賞に際し、「俳優として認められたこと、そして俳優としての賞をいただくのが初めてで、とても光栄です」と述べました。また、2012年からスタートした芸能活動の下積み時代についても触れ、「それがあったからこそ、自分のこれまで積み重ねてきたものを表現できた」と振り返りました。
大河ドラマ出演を通じての反響についても言及し、「一条天皇役で声をかけられることが増え、これまであまり接点のなかった層にも認知してもらえていると感じます」と、認知度の広がりを実感している様子です。
また、放送中のテレビ朝日系ドラマ「無能の鷹」では気弱な新入社員・鶸田役を好演しており、共演者との仲の良さについても「共演者たちと食事に行った際、参加できなかった高橋克実さんとテレビ電話をつなぎ、全員で写真を撮ることができました」と、チームの和やかなエピソードを紹介しました。
今後挑戦してみたい役については「教師」と答え、「学園ものにはあまり出演していないため、次は教師役をやってみたいです。教科は国語あたりでしょうか」と、新たな役への意欲を示しました。