映画

細野晴臣作曲の主題歌も公開!『運命屋』(11/8公開)本予告解禁。立川志らく、小泉今日子、堤幸彦ら著名人よりコメントも到着!

ミッキー・カーチスが主演を務める短編映画「運命屋」の本予告がYouTubeで解禁。小泉今日子、堤幸彦、中尾ミエら著名人のコメントも到着した。

本作は元ミュージシャンの老人が、人の記憶と命を管理するという謎めいた“運命屋”の女性と出会う物語。彼は寿命をまっとうするか、大切な人の記憶と引き換えに寿命を延ばすか決断を迫られ、人生において1番大切なものとは何かを自身に問いかける。カーチスが主人公・時雨奏、広山詞葉が“運命屋”のイオリに扮したほか、伊原卓哉、菊地梨希、高平桃見、ニンジャ、竹江維子、甲本雅裕、橋爪功も出演した。

「面影ノスタルジア」オリジナルカセットテープと全国共通鑑賞券の限定セット「面影ノスタルジア」オリジナルカセットテープと全国共通鑑賞券の限定セット

主題歌の「面影ノスタルジア」はカーチスが歌う12年ぶりの新曲。細野晴臣が作曲し、細野と監督の森田と純平が作詞した。予告では「面影ノスタルジア」の一節を聴くことができる。なお「面影ノスタルジア」のカセットテープと前売り券のセットが、北海道・シアターキノ、東京・シネスイッチ銀座、長野・上野劇場にて数量限定で販売中だ。

「運命屋」場面写真「運命屋」場面写真

本作をひと足先に鑑賞した小泉は「運命のコントロールを回避する音楽。だからみんな音楽に笑って、泣いて、信じて、愛するんだな。愛が溢れた映画に拍手」、中尾は「『音楽の魅力』と『人生において本当に大事なこと』とは何か、をミッキー・カーチスさんが素晴らしい演技で教えてくれました」とつづる。堤は「見事だ。見事な短編だ!」と称賛した。放送作家の小山薫堂、倉本美津留、落語家・立川志らく、俳優・マギーのコメントも以下に掲載している。

森田と純平が監督・脚本を担った「運命屋」は、11月2日よりシアターキノで先行上映されたのち、11月8日からシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。

倉本美津留(放送作家)コメント

その昔ミッキー・カーチスはロックンロールをもたらし我々の国をイカした音楽で目覚めさせた。
そして66年経った今、この映画の音楽でまた、我々を覚醒させる。

小泉今日子(俳優 / 歌手 / プロデューサー)コメント

運命のコントロールを回避する音楽。
だからみんな音楽に笑って、泣いて、信じて、愛するんだな。
愛が溢れた映画に拍手。
自分を信じて作品を作り続けているプロデューサーの広山詞葉にも拍手。

小山薫堂(放送作家 / 脚本家)コメント

やわらかな時間の中で紡がれる物語を観て、今は亡き人生の師に言われた言葉を思い出した。
「人はね、いい思い出だけを持って老いてゆくんだ。だから恐れずに、色々な思い出をつくればいい」
ちいさな奇跡が胸に沁みる人生最期の七日間。
限りある自分の運命を考えるきっかけを、この作品からいただきました。

立川志らく(落語家)コメント

ミッキー・カーチス、日本のエンターテイメント界の最大スター。またの名をミッキー亭カーチス。
立川流の落語家で志らくの弟弟子。そんなミッキーさんの人生を凝縮したような映画。
ハーモニカ、落語口調、悪ふざけ、そして歌声。それらを哀愁で包み込んだ最高のエンターテイメント。
ラストシーンの粋さ。傑作です!

堤幸彦(映画監督 / 演出家)コメント

ミッキー・カーチス、細野晴臣、SUGIZO、そのラインナップをみて、
1960年代からのロックファンが動かないわけにはいかない。
しかしそこを超える自然体の物語にじんわり感動、どころかずっと“その意味”を考えてしまう。
それは監督・森田と氏、そして最近もっとも推しプロデューサー・広山詞葉さんの「純朴な狙い」に、脳の一部が反応したからに他ならない。見事だ。見事な短編だ!

中尾ミエ(歌手 / 俳優)コメント

「音楽の魅力」と「人生において本当に大事なこと」とは何か、をミッキー・カーチスさんが素晴らしい演技で教えてくれました。「歌えば思い出すんだよ。歌なんてそんなもんなんだよ。」まさにその通りだな、と。
全ての記憶が無くなっても、音楽を聞けばその当時が蘇る、そんな魔力が音楽にはあります。
私も、つくづく音楽をやっていてよかったなと思いました。

マギー(俳優 / 脚本家 / 演出家 / ミッキー亭一門)コメント

佇まい、息遣い、眼差し、微笑み。台詞ではない「・・・」に込められる情感。
齢を重ねてこそ薫る深い味わい。
「ただ、そこにいれば、ものがたり」。
我が師ミッキー・カーチスの存在感が北海道の空をも優しく包みこむ。

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