映画

ザ・バイクライダーズ』A・バトラー、恋に落ちる!本編特別映像

1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りベニー(オースティン・バトラー)だった。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていた。バイカ―が集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクルクラブへと発展するが、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こってしまう――。

映像は、バーで偶然出会ったキャシーとベニーが恋に落ちる瞬間を捉えたもの。ベニーのテーブルに座ったキャシー。お互い気になりつつも、意識しすぎるが故になかなか目を合わすこともできなかったが、ようやくお互い自己紹介。荒くれ者のバイク乗りジョニーが照れながらはにかむ姿は必見です!

実は、バトラー自身オートバイに囲まれて育ち、父親も祖父もオートバイに乗っていたという。そして「僕が16歳のとき、父はそろそろ僕に勉強させようと思って、駐車場で僕をバイクに乗せたんだ」と、父と一緒にバイクに乗って祖父母を訪ねた想い出や「オーストラリアで『エルヴィス』の撮影をしていたときに、古いハーレーを修理している人に出会って、一緒に乗りに行ったこともある。古いバイクに乗ったのはそれが初めてだったね。そのおかげで映画の準備ができたんだ」と振り返り、これらの経験が、本作での監督やキャストたちとの仲間意識の土台へと繋がったと明かしている。

本作は、アメリカの写真家ダニー・ライオンが、60年代シカゴに実在したバイク集団”Outlaws Motorcycle Club (アウトローズ・モータサイクル・クラブ)” の日常を描写した1st写真集「The Bikeriders」(1968年初版)にインスパイアされている。

キャストにも豪華な顔ぶれが続々!ヴァンダルズで異彩を放つ存在ベニーには『エルヴィス』(22)、『デューン 砂の惑星 PART2』(24)などのオースティン・バトラー。本作のストーリーテラーで、ベニーのパートナーでもあるキャシーを演じたのは『最後の決闘裁判』(21)のジョディ・カマー。ヴァンダルズのカリスマ的リーダーのジョニーにはトム・ハーディ。ヴァンダルズのメンバー・ジプコには『ブレット・トレイン』(22)で知られるマイケル・シャノン、ヴァンダルズを取材する写真家ダニーには『チャレンジャーズ』(24)、『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)のマイク・フェイスト、放浪のバイカー・ソニーには「ウォーキング・デッド」シリーズのノーマン・リーダスなど個性派たちが顔を揃えた。

『ザ・バイクライダーズ』

監督・脚本:ジェフ・ニコルズ『テイク・シェルター』/出演:オースティン・バトラー、ジョディ・カマー、トム・ハーディ、マイケル・シャノン、マイク・フェイスト、ノーマン・リーダス/2023年/アメリカ/シネマスコープ/116分/カラー/英語/5.1ch/原題『THE BIKERIDERS』

字幕翻訳:松浦美奈/映倫区分:G/配給:パルコ ユニバーサル映画  © 2024 Focus Features, LLC. All Rights Reserved.

公式サイト:https://www.universalpictures.jp/micro/the-bikeriders

公式X:@parcomovie  公式IG:https://www.instagram.com/parcomovie/