10月10日に読売テレビ「ドラマDiVE」枠で放送がスタートするドラマ「つづ井さん」。筋金入りのオタク女子・つづ井さんと、「前世からの友」と呼ぶほどの仲がいい愉快な仲間たちとの“推し活ライフ”が描かれていく。本日の記者会見にはつづ井は“正装”だという着ぐるみ姿、キャスト陣は作中でもたびたび着用したという部屋着姿で登場した。
藤間は、ドラマ出演が決定した際について振り返り、「原作を読ませていただいて声を出すほど笑ったし、こんなに面白いことが実際に繰り広げられてるっていうのが衝撃的で。5人の仲のよさがマンガからでも伝わるし、読んだときに感じた温かさをドラマでも出せたらいいなと思いました」と語りました。
Mちゃん役の桜井は「役づくりは全然なかったですね。はじめてみんなと会った時にも、見事に5人のキャラがかぶってなかったから。素で話しているだけで”前世からの友”のような雰囲気ができていたから、あまり気にせず楽しくやれた。こういうハッピーな作品を同世代の女の子たちと演じられるというのが、楽しみで仕方なかった」と述べました。
そして橘役の北村は「出演が決まったときに(原作の)本を読ませていただいたんですけど、『この絵、見たことあるな?』と思ったら、もともと絵がかわいいなと思ってLINEスタンプを買ってたんです。それくらい気になっている作品でした」と明かしました。
オカザキさん役の谷は、つづ井の隣に座りながら感想を述べました。
「私も出演が決まって本を読み始めてから、イッキ読みしちゃって。本当に笑いました」と言いながら、つづ井を見上げて照れさせていました。
また谷は、「こんな友情ってすごいなと。みんながみんなのことをそれぞれ愛し合っていて、仲がいい」と作中の5人の仲の良さに触れました。
そして自身がキャスト陣と顔合わせした際について、「『(みんなマンガの)まんまじゃん!』と思って。最初は『どうやったらいいんだろう?』って悩むときもあったんですけど、『え、そのままでよくない?』っていうくらいの感じでした」出演者たちに溶け込めたことを喜び語りました。
「原作を愛しているチームのみんなと、どう面白がって楽しく作っていくかというのを、スタート地点でみんなが思っていたので、そこは安心感がありました。私はみんなのことを見守るシーンが多いんですけど、どんどんみんなのことがかわいくなっていっちゃって」と吐露しました。
そして木竜は、「スタートからどんどんいいほうに気持ちが上がっていけたのは皆さんのおかげだし、原作の面白さとかわいらしさなので、そこが愛される部分なんだなと感じました」と木竜自身も、主要キャラクターたちの魅力に惹かれたことを述べました。
つづ井は、自身のエッセイマンガがドラマ化されることが決まった際、「う、うそー?」と動揺したそうです。
「私にとっては言ってしまえば究極の内輪ネタみたいなものを、友達同士で楽しかったねーって言いながら描いて、それが世に出たという認識だったんですけど、(ドラマ化によって)ここまでたくさんの人に関わってもらうんだというので、自分の中でも勇気出してお受けした感じではあるんですけど……あ、何言いたいかわかんなくなっちゃった!」と緊張した様子を見せながらも、「とにかくびっくりしました! ウフフ」と喜びをにじませました。
そして谷に「この5人をなんで描こうと思ったんですか?」と問われたつづ井は、「大好きな友達だったから……!」と言葉に力を込めて答えました。
一方の藤間は、「私はけっこう悩みました。本読みのときからみんなキャラが濃くて、私は『つづ井さんってなんだろう?』という部分が定まらなくて”つづ井さん像”を作るのに悩んでいたんですけど、つづ井さんはこの5人でいる時間を愛しているし、誰よりも一番楽しいと思っている存在だなと。キャラとかは考えず、自分が一番この現場で楽しんでやればいいんだ!という考えに至ってからは、つづ井さん像が見えてきました」と心境の変化を説明しました。
つづ井は、撮影現場にMちゃんとゾフ田とともに見学に行ったそうです。
「モニターで皆さんの演技を観させていただいたときに、Mちゃんとゾフ田が、『藤間さんのつづ井さんの演技、めちゃくちゃつづ井さん本人に似てるよ!』って言ってくれて。『この顔よくしてるよ!』『あの動きよくしてるよ!』って」と述べました。
つづ井は続けて、「私は自分のことは絵日記にそんなに描かないようにしてるんですけど、友人から見て、藤間さんの動きが実際の私に似てるっていうのがうれしかった」と話しました。そして「私の動きを映像とかで藤間さんに渡しているのかと思った」と、藤間の演技に驚いた様子を見せていました。
つづ井自身は自分のクセや癖を意識的に日記などに書いていないものの、藤間の演技がそれらを良く捉えていることに感銘を受けたようです。
撮影現場でキャスト陣の会話が弾んでいる中、北村から藤間に「藤間爽子の表情……”顔芸”なのかしらね? それと行動とかが、本当に面白くて。あれは天性のものなのか、鏡の前とかで練習した努力のたまものなのか聞きたい」と質問が投げかけられました。
これに対し藤間は「自分では顔芸しようとかあんまり意識してないんですけど、楽しくなっちゃって表情筋が動くようになっちゃったのかな?」と想像を巡らせました。
キャスト陣は藤間の表情や動きに共演者が笑ってしまい、撮影がストップしてしまったというエピソードも明かしながら、視聴者に「藤間の顔芸を楽しみにしてほしい」とアピールしました。
そんな中、「コメディというか、面白い役や作品が初めてだった」という藤間は「この作品を通して、面白いことを考えてやるってことに、けっこう貪欲なんだなと初めて知った」と述べ、今作で自身の新たな一面に出会えたようです。
会見の最後、つづ井は「ドラマが決まったときから、友人たち含めて本当に楽しみにしていて。私はまだ完成した映像を観ていないんですけど、友人たちと一緒に『観たいねー』と言っているので、皆さんも、観てください!」と挨拶しました。
続いて藤間は「日本史上、一番幸せな温かいドラマができあがったのではないかなと思います。私自身、撮影がとっても楽しかったです。玲香ちゃんとも『これって私たちの最高の夏の思い出記録だよね』と話していて、皆さんも私たちの思い出映像を観て、ついて来てください!」と熱意を込めて述べました。
この発言に対し、キャスト陣は「思い出映像……?」とやや戸惑う様子でした。
藤間は「つづ井さんが描いた絵日記がドラマになったけど、私たちがとにかく楽しかった!という思い出記録のように思えてくる」と補足すると、周りも「そうだね、合ってる合ってる」と笑顔で同意しました。
最終的に藤間は「それを皆さんに観ていただきたいし、楽しんでいただきたい。ついて来てください!」と力強く呼びかけました。
原作:つづ井「まるごと 腐女子のつづ井さん」(文春文庫)/「裸一貫! つづ井さん」(文藝春秋)
脚本:竹村武司
監督:高橋名月(1・2・3・4話)、のむらなお(5・6・7・9話)、安村栄美(8・10・11・12話)
出演:藤間爽子、桜井玲香、谷まりあ、北村優衣、木竜麻生
製作:ytv/murmur/HIKE
プロダクション:murmur
公式サイト:https://www.ytv.co.jp/tsuduisan/(外部サイト)
公式X:@dramaDIVE_ytv
公式Instagram:@drama.dive
公式tiktok:@drama_DIVE
TVer「つづ井さん」番組ページ:https://tver.jp/series/sr8vzelfnk(外部サイト)
放送時間:2024年10月10日(木)より毎週木曜深夜0時59分〜
放送局:読売テレビ「ドラマDiVE」ほか
<各局放送開始決定>
CTV中京テレビ 10/16スタート・毎週水曜25:29~
KYT鹿児島読売テレビ 10/12スタート・毎週土曜25:30~
FBS福岡放送 10/12スタート・毎週土曜25:00~
放送終了直後より、Tverにて無料見逃し配信あり!
配信プラットフォーム:各話放送終了後から、動画配信サービスにて見放題配信