大ヒット御礼舞台挨拶
日時:9月22日(日)
場所:丸の内ピカデリー
登壇:大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架
Mrs. GREEN APPLE初の音楽劇として行われたライブツアー<Mrs. GREEN APPLE 2023−2024 FC TOUR “The White Lounge”>を映画化した『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge ㏌ CINEMA』が、現在ヒット中だ。この快進撃を祝い、9月22日(日)、東京・丸の内ピカデリー1にて舞台挨拶が行われた。
昨年12月から今年3月まで行われた<Mrs. GREEN APPLE 2023−2024 FC TOUR “The White Lounge”>は、『ケセラセラ』『ダンスホール』といった大ヒットナンバーのほか、全演奏曲がアレンジし直され、9つの物語とともに展開された。それを映画化した本作は、全国106館で公開、9月13日(金)の初日だけで7万5,000人強を動員し、興収約2.65億円を記録。週末の3日間で興収約4億9,400万円、動員14万人強となり、全国週末興行収入ランキング(9月13日~15日興行通信社)で興行収入第1位でトップにランクイン。さらに、9月16日(月・祝)を合わせた4日間では、観客動員数約17万人、興行収入は6億円を突破した。
今後は拡大上映も予定されており、ロックバンドが音楽劇という新たなジャンルに挑戦し、その映画が週末興行収入1位を獲得したことは日本映画史上、異例にして快挙といえる。
アンコール舞台挨拶あらため、大ヒット御礼舞台挨拶となった9月22日。「ケセラセラ」の音楽が流れる中、丸の内ピカデリーのスクリーンの前に立ったのは、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架。大森は「皆さん、こんにちは! 元気にしてますか?」と笑顔で挨拶。若井は「短い時間ですが楽しい時間を過ごせたらと思います」、藤澤も「(映画を)見終わった後ということで、内容も踏まえたトークができたら!」と続き、いつもの仲の良い雰囲気を醸し出していた。
始まったクロストークではMC・大抜卓人から本作で「一番大変だったところは?」と聞かれ、大森が「全部です!」としながらも、「『ツキマシテハ』という楽曲がありまして。息を震わせて歌う曲なのですが、そこから『Coffee』という曲に入るのが大変でした」と、曲を歌う上で感情をシフトチェンジするのに苦労したと大森。
一方、藤澤は「僕と若井は演奏しているシーンが多いのですが、演奏だけでなく、ストーリーのいちキャストという認識でしたので、大変だったのはスイッチの切り替えです」と話すと、大森は「りょうちゃんがあんなに大きい声を出すところ見たことなかった!」と藤澤のお芝居を話題に。大森は芝居の一場面をピックアップして「若井があんな悪い男だったなんて!」と劇中での一面を暴露。それに若井が「ありがとうございます!」と名演を褒められて応じるなど、本作ならではの追加撮影の裏側を次々と明かしていった。
また、この日は『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』のオリジナル・サウンドトラックの配信リリースのサプライズ発表も。それも9月23日(月)、つまりこの日の24時から配信スタートとのことで、会場のファンは歓喜。これに大森は「曲の“追体験”をするということが、 『The White Lounge』のテーマ」と語り、「例えば、『ダンスホール』という曲は晴れやかでポップなんですけど、切ない部分も持っていて、そこを膨らませてリアレンジしていきました」とサントラの「聴きどころ」をコメント。若井も「もちろん、アレンジが違うのはありますが、タッチを変えるなどして、曲によってはジャジーな感じにしていきました」と曲それぞれの奥行きを出したと語る一幕も。物語と曲をマッチさせる工夫が細部まであるサントラであることをアピールする。
そして、ここからは映画の公式SNSで募集したファンからの質問に、メンバーが答えていくコーナーへ。「長ゼリフの感想はどうでしたか」という劇中の藤澤への問いかけに、「いざ、本番になったら、自分が支配人のモードになります!」と真っ直ぐ回答。「素敵でした!」と大森がコメントすれば、「いい意味でりょうちゃんらしくない!」と笑う若井。彼らのほんわかしたやりとりに、会場はすっかり癒された模様。
そこから大ヒットのお祝いとして、くす玉が舞台上に登場。「映画のやつじゃん!」と興奮気味の大森。「せーの!」の掛け声で3人が、ヒモを引くと、「御礼!! No.1大ヒット」の文字が。
MCから、興行収入10億目前の大ヒットだと伝えられると、大森は「信じられないですね! ストーリーのある表現を交えたライブツアーを映画にして……という異色の作品ですから、どう受け止めてもらえるか、ドキドキしていたので光栄です!」と胸の内を明かすと、若井は「愛していただき、嬉しいです!」、藤澤も「僕らは自分たちがワクワクできるものを作っているので、それが皆さんにも届いているのが嬉しいですね」と異口同音にコメント、会場からは拍手のエールが響きわたった。
さらに音楽劇としてのライブツアーやその映画の上映、先日にはファッションブランド・Tommy Hilfigerのジャパンアンバサダーに就任するなど、「フェーズ2」以降、これまで以上に活躍するフィールドを広げ、常に挑戦を続けてきた彼ら。今後の展望は気になってしまうところ。それに大森は「僕ら自身は楽しむことが大事という想いでやってきました。逆にそうではないことをやらないという信念でやっています!」と力説。その未来がますます楽しみだ。
最後は会場の観客の方々、ライブビューイングを通して、全国の観客の方々にメッセージ。藤澤が「お越し頂き、ありがとうございます!何度も楽しんで頂けたらと思います」と話せば、若井も「僕たちも大好きな作品で、細かいところまで楽しんでほしいです」と、観れば観るほどハマってしまう本作の魅力を伝えていきます。大森は「100人観たら、100人が違う受け取り方をする作品です。余白がある作品でもありまして、いろんな想いを持ち寄ってもらい、多くの方にこうして愛して頂いて嬉しいです」と、ここまでの道のり、ツアー時の想いを噛みしめるようにメッセージを残した。
最後は、『Mrs. GREEN APPLE 2023-2024 FC TOUR “The White Lounge”』同様に白い衣裳をまとった観客の方々とともにフォトセッション。映画鑑賞後ということもあり、興奮冷めやらぬ観客の皆さんは3人の姿を目の前に、興奮と喜びの入り混じった様子となり、イベントは終了した。
Mrs. GREEN APPLEは来月からKアリーナ横浜にて<Mrs. GREEN APPLE on “Harmony”>を全10公演で開催し、約20万人の動員を見込んでいる。そんな中、映画はまだまだ拡大上映中とのこと。
■映画『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge ㏌ CINEMA』
公開劇場:丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
主演:Mrs. GREEN APPLE (大森元貴 若井滉斗 藤澤涼架)
Planner and General Producer:大森元貴
Director:井上和行
General Director:ウォーリー木下
General Creative Director:大田高彰
公式サイト:http://thewhitelounge-movie.jp/
公式X:@twl_movie
公式TikTok:@twl_movie
Ⓒ 2024 “Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA” Film Partners▼ストーリー
白い服とマスカレードマスクをした人々が白いラウンジをゆっくりと行き交う中、白いハットを被った男(大森元貴)が、このラウンジへと迷い込む。男はそこでの人々を眺め、不安と希望が入り混じりながら告げる。
「ドアを開けたら何かが変わるのか」──今を生きる あなたの感情に問いかける 9つの物語が幕を上げる。
■オリジナル・サウンドトラック『The White Lounge in CINEMA – Original Soundtrack –』
https://lnk.to/mga_TWLiC1. The White Lounge
2. Folktale(The White Lounge Version)
3. 君を知らない(The White Lounge Version)
4. ダンスホール(The White Lounge Version)
5. ツキマシテハ(The White Lounge Version)
6. Coffee(The White Lounge Version)
7. ニュー・マイ・ノーマル(The White Lounge Version)
8. PARTY(The White Lounge Version)
9. 春愁(The White Lounge Version)
10. Just a Friend(The White Lounge Version)
11. Attitude(The White Lounge Version)
12. Feeling(The White Lounge Version)
13. ケセラセラ(The White Lounge Version)
14. Soranji(The White Lounge Version)
15. The White Lounge -reprise-
16. フロリジナル(The White Lounge Version)