香港で今、絶大な人気を誇る12人の男性アイドル・グループ「MIRROR」メンバーの3人、アンソン・ロー、イーダン・ルイ、ギョン・トウが出演するクライム・アクション映画『盗月者 トウゲツシャ』が、11月22日(金)より渋谷HUMAXシネマ、池袋HUMAXシネマズほか全国にて順次公開されることが決定した。あわせて日本版ポスターが解禁された。
本作は、2010年に東京・銀座の貴金属店「天賞堂」で起きた、高級腕時計約200点が香港人窃盗団に盗まれた実際の事件を基にしている。若き天才時計修理工が窃盗チームに入ることを強要され、時計強奪に巻き込まれる中で繰り広げられるクライム&アクション作品。
アンティーク時計の修理に天才的な能力を持つ時計修理工のマー(イーダン・ルイ)は、老舗時計店の二代目店主であり裏では盗難時計売買の顔を持つロイ(ギョン・トウ)に自身が修理した時計を偽造販売したことがばれ、ある高級時計の窃取を強要される。狙いは、東京・銀座の時計店に保管された、画家ピカソの死から50年後に発見された彼が愛用していた3つの時計。集められたチームは、リーダーのタイツァー(ルイス・チョン)、爆薬の専門家マリオ(マイケル・ニン)、鍵師のヤウ(アンソン・ロー)、そしてマー。彼らはオークションが開催される東京へと飛び、下調べをして銀座の時計店に侵入したが、ピカソの時計が保管された金庫の中に、偶然にも月に到達した唯一の時計・ムーンウォッチを発見してしまう。予想外の展開にマーたちの運命は大きく狂い始め、日本の大富豪で裏でやくざと繋がる加藤(田邊和也)をも巻き込み、チームに危険が迫る。敵味方が交錯する中、4人の男たちは命を賭けた大逆転のゲームを開始する!
東京の銀座や新橋を中心にローケーションを敢行し、香港映画ならではの迫力あるアクションシーンも満載。香港では今年の旧正月(春節)にあたる2月9日に公開され、10日間で2,000万香港ドルの興行収入を記録する大ヒット。2024年3月に開催された第19回大阪アジアン映画祭のスペシャル・オープニングで上映され、観客から日本公開を熱望する声が多かったこともあり、今回の日本公開が実現した。
3人が所属するMIRRORは香港のViuTVで開催された音楽サバイバルオーディション番組から誕生した香港初の大型男性アイドルグループで、本作品の主演を飾っているアンソン・ローとイーダン・ルイは、日本で大ヒットしたTVドラマ「おっさんずラブ」の香港リメイク版である「大叔的愛」で主演を演じて爆発的人気を得た。
共演には、『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』『星くずの片隅で』のルイス・チョン、『アニタ』『風再起時』のマイケル・ニン、日本からは田邊和也、笠原竜司、朝井大智といった面々が脇を固めている。
監督は、CМディレクターから映画監督に進出した『暗色天堂』のユエン・キムワイ。編集を『ファイアー・レスキュー』『マンハント』のウォン・ホイ、音楽を『全力スマッシュ』『映画 新・三國無双』の波多野裕介が手掛けている。
盗月者 トウゲツシャ
2024年11月22日(金)より渋谷HUMAXシネマ・池袋HUMAXシネマズほか全国順次ロードショー
■スタッフ
製作・監督・脚本:ユエン・キムワイ 脚本:ロナルド・チャン、リャン・リン
製作:ジェイソン・シウ、レイ・パン 撮影:カール・タム 編集:ウォン・ホイ 音楽:波多野裕介 アクション監督:タン・スイワー
■出演
アンソン・ロー(MIRROR)、イーダン・ルイ(MIRROR)
ルイス・チョン、マイケル・ニン、ベン・ユエン、ルナ・ショウ、田邊和也、笠原竜司
ギョン・トウ(MIRROR)【特別出演】
原題:盜月者 The Moon Thieves
2024年/中国(香港)/カラー/ビスタサイズ/107分
配給:サロンジャパン、ポレポレ東中野
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