映画

マンガ「スメルズ ライク グリーン スピリット」ドラマ化

荒木飛羽が主演を務めるドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」がMBSドラマフィル枠にて9月19日より放送決定。永井三郎の同名マンガをもとに、田舎に住む少年たちの成長と葛藤が紡がれる。

ドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」より、荒木飛羽演じる三島フトシ。

ドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」より、荒木飛羽演じる三島フトシ。

コミックBe「スメルズ ライク グリーン スピリット」SIDE A/ふゅーじょんぷろだくと刊

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本作の主人公は、髪が長いという理由で同級生からいじめられている少年・三島フトシ。彼は隠れて母親の口紅を塗ったり、服を着たりすることが日課となっていた。ある日、以前なくした口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野を目撃。彼は三島の使った口紅を自らの唇に塗ろうとしていたのだった。劇中では自らのアイデンティティに気付くフトシの姿や、“本当の自分”でいられる場所を求める少年たちが描かれていく。荒木がフトシを演じた。

コミックBe「スメルズ ライク グリーン スピリット」SIDE B/ふゅーじょんぷろだくと刊

コミックBe「スメルズ ライク グリーン スピリット」SIDE B/ふゅーじょんぷろだくと刊

「First Love 初恋」や「あのコはだぁれ?」に出演しており、18歳ながら俳優歴10年となる荒木。原作を読んだときを回想し「三島が抱いていた可愛いものに惹かれたり、青春の真っ只中での葛藤、そのような気持ちを僕自身も抱いたことがあり、自分に正直に生きることがどれだけ難しいかをどのように表現していこうかと考えました」とコメント。演じる上で三島の日常を意識することを大事にしたと明かし、「僕自身もひと夏の思い出となる撮影で、とても思い入れのある作品になりました」とつづっている。永井のコメントは以下に掲載した。

「スメルズライクグリーンスピリット」の監督は「帰ってきたらいっぱいして。」の澤田育子が務め、脚本は「きみはペット」「南くんの恋人~my little lover」の新井友香が執筆する。

ドラマフィル「スメルズ ライク グリーン スピリット」

MBS 2024年9月19日(木)スタート 毎週木曜 25:29~
テレビ神奈川 2024年9月19日(木)スタート 毎週木曜 25:00~
テレ玉 2024年9月23日(月・振休)スタート 毎週月曜 24:00~
群馬テレビ 2024年9月24日(火)スタート 毎週火曜 24:30~
とちテレ 2024年9月25日(水)スタート 毎週水曜 25:00~
チバテレ 2024年9月26日(木)スタート 毎週木曜 23:00~
※放送後からTVer、MBS動画イズムにて最新話無料配信
※FODにて独占見放題配信

荒木飛羽 コメント

三島フトシを演じさせていただきました荒木飛羽です。
三島役のお話をいただいた時にすぐに原作を読みました。
三島たちの住んでいる田舎特有の閉鎖的な社会の中で家族や友達、学校で関わる人たちが、
とても個性的で登場人物ひとり一人が気になりました。
特に三島が抱いていた可愛いものに惹かれたり、青春の真っ只中での葛藤、そのような気持ちを僕自身も抱いたことがあり、自分に正直に生きることがどれだけ難しいかをどのように表現していこうかと考えました。
演じる上で、とにかく三島の日常を意識することを大事にしました。
会話や行動に表すのではなく、田舎社会の日常を一部切り抜いただけということを意識しながら現場に挑んでいました。
僕自身もひと夏の思い出となる撮影で、とても思い入れのある作品になりました。
沢山の方に愛される作品になってほしいです。

永井三郎 コメント

正直不安でした。10年以上前の作品ですので、だいぶ常識や見方も変化しているので今更感はないかなと。でも、思春期の敏感さとか悩む姿はいつの時代でも誰でも思い当たるものだと思うので、そういう点に共感して頂けたら幸いです。映像化に携わって頂けた方々に感謝しております。