【イントロダクション】
『シティーハンター』は、1985年に漫画家北条司によって「週刊少年ジャンプ」誌上で連載が始まった、非常に人気のある漫画作品です。物語は、超一流の射撃技術を持つ裏社会の最高峰スイーパー、冴羽獠と、女性に手を出そうとすることもあるが、仕事では信念を持って獠を支える槇村香という2人の主人公を中心に展開されます。彼らはさまざまな依頼をこなしながら、法に裁かれない悪と戦う「シティーハンター」として活動します。この作品は、ハードボイルドな要素とコメディが絶妙に融合した作品であり、獠の女好きな性格や独特の行動が笑いを誘う一方、彼らの仕事への真摯な姿勢が感動を呼び起こします。
原作の漫画は非常に人気があり、累計発行部数は5000万部以上に達しました。1987年にはテレビアニメが放送され、その後も続編や映画などが制作されました。2019年には20年ぶりのアニメーション映画『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』が公開され、大ヒットとなりました。また、フランスでも実写映画化され、社会現象を巻き起こすほどの成功を収めた『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』も2019年に公開されました。
2023年には待望の新作『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』が公開される予定です。この新作は、原作で重要な役割を果たす「エンジェルダスト」という言葉をタイトルに冠し、物語は過去に終止符を打つ壮大な戦いを描きます。この作品では、「最終章〈ファイナルチャプター〉」へと向かう展開が繰り広げられます。
物語は現代の東京を舞台にしており、主人公である冴羽獠の過去や、彼のパートナーであった槇村秀幸の死に関する核心に迫ります。冴羽獠の原点や、追憶の向こうにあるものは、愛なのか憎しみなのか。また、冴羽獠の前に史上最強の敵が立ちはだかり、物語の鍵となる「天使の涙(エンジェルダスト)」の意味も明らかにされます。尚、前作『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』に続いて、本作の総監督はこだま兼嗣が務めることとなっています。
【ギャラリー】
【作品詳細】
映画『劇場版シティ―ハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』
公開時期：2023年9月8日(金)
原作：北条司
声の出演：神谷明、伊倉一恵、田中秀幸、一龍斎春水、玄田哲章、小山茉美、戸田恵子、深見梨加、坂本千夏、関智一、木村昴、沢城みゆき、堀内賢雄、世界
総監督：こだま兼嗣
脚本：むとうやすゆき
エンディングテーマ：TM NETWORK「Get Wild」
