7月13日は「オカルト記念日」。1974年のこの日、映画『エクソシスト』が日本で初公開され、オカルトブームの火付け役となったことが由来。『エクソシスト』は少女に憑依した悪魔と神父の戦いを描いたオカルト映画の代表作であり、ホラー作品でありながらアカデミー賞の脚色賞と音響賞を受賞した。『エクソシスト』の公開後、日本を含む世界中でオカルトブームが巻き起こった。映画だけでなく、書籍やテレビ番組など、多くのメディアがオカルトに関するコンテンツを制作し始めるなど、社会現象にまで発展。現代社会においても、科学的に解明できない事象に対する関心は高く、オカルトは多くの人々にとって魅力的なテーマの一つだ。
そして今年、日常生活に潜む恐怖を描いた韓国映画2作品『怪談晩餐』『ニューノーマル』が連続公開となる。大きな音や見るだけで怖い映像などで怖がらせるホラー映画とは一線を画し、自分たちの日常にも起こるかもしれないというリアルな恐怖を味わえる作品に仕上がっている。ゾクっとしたり、ハラハラドキドキを体験したり…。今夏、『世にも奇妙な物語』ファン必見の2作品を是非ご堪能ください。
『怪談晩餐』(7/19公開)
「ディンドンチャレンジ」アイドルを目指し、夢を叶えるために危険な「踊ってみた」にチャレンジするが、その恐るべき代償とは―。「四足獣」受験のストレスに苦しむ中、ドッペルゲンガーが教えてくれた、成績アップの秘訣とは―。「ジャックポット」ギャンブルで大儲けした後、謎の運転手に案内されたいわく付きの寂れたモーテルに隠された秘密とは―。「入居者専用ジム」高級マンションに併設されている入居者専用のスポーツジムで、絶対に破ってはいけないルールとは―。「リハビリ」名誉の負傷をした消防士が不可解な臨床試験に参加、そこで課されたリハビリの残酷な真実とは―。「モッパン」大食い系ライブ配信者がライバルを蹴落とすために罠を仕掛けるが、その炎上必至の結末とは―。
2024年7月19日(金)より、全国ロードショー
2023年/韓国映画/韓国語/118分/5.1ch/字幕:安河内真純/映倫G
原題:괴담만찬/英題:Tastes of Horror/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム
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『ニューノーマル』(8/16公開)
ソウルでは女性ばかりを狙う連続殺人事件が多発し、世間を賑わせていた。ある日、マンションで一人暮らしをしているヒョンジョン(チェ・ジウ)の元に火災報知器の点検をしに来たという中年の男性が訪ねてくる。図々しく家の中に入ってくる怪しげな男性に不安を覚えるヒョンジョン。一方、デートアプリでマッチングした相手と待ち合わせをしているヒョンス(イ・ユミ)。しかし、そこに現れたのは思いも寄らない人物だった。交差する2つの出来事が予想だにしない結末を巻き起こす…。
2024年8月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
2023年/韓国/韓国語5.1ch/113分
原題:뉴 노멀(英題:NEW NORMAL)/字幕翻訳:根本理恵
提供:AMGエンタテインメント/ストリームメディアコーポレーション
配給:AMGエンタテインメント
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公式サイト: https://newnormal-movie.jp/