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『お母さんが一緒』初日舞台挨拶

映画『お母さんが一緒』初日舞台挨拶
日程:7月12日(金)
場所:丸の内ピカデリー2
登壇:江口のりこ、内田慈、古川琴音、青山フォール勝ち(ネルソンズ)、橋口亮輔監督

橋口監督にとって、キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位をはじめ、2015年の国内映画賞を席巻した「恋人たち」以来、9年ぶりの長編監督作となった本作。

橋口監督は「今回は、何と…あの、山田洋次監督に絶賛されました」と誇らしげに語りました。続けて、「前回の『恋人たち』は、山田監督に完全に無視されたんですよ。本当に何でなんでしょう? あれだけ国内の映画賞を総なめにしたのに」と冗談を交えながら観客を笑わせました。「きっと何か気に障ったんでしょうね。でも今回は、『やっと、橋口君の作品が戻ってきた』と言っていただけました」と笑顔で話しました。

明日13日は橋口監督の61歳の誕生日で、俳優陣から様々なプレゼントやサプライズ報告が寄せられました。内田は劇中で歌唱したDREAMS COME TRUEの「HAPPY HAPPY BIRTHDAY」を熱唱。

青山は、「サプライズで報告があります。実は、この映画の撮影中に演技をしている際、つい笑ってしまうことがありました。新ネタライブで良いボケが思いつかず、つい映画のシーンをそのまま使ってしまったんです」と“パクリ”を告白しました。

江口は、「これは人前で読むものじゃないので、大分抜粋して読みます」と前置きしつつ、手紙を朗読しました。「監督はリハーサル初日に『この物語は、女性たちが傷ついて、ケンカし合って、ボロボロになるけれど、最後に何か純粋なものが残ればいい』とおっしゃいました。橋口さんの映画は橋口さんそのもので、とても好きです橋口さんの映画は橋口さんそのものだと思います。私は橋口さんも、橋口監督の映画も大好きです。お体に気をつけて、良い夏をお過ごしください」と手紙と花束を手渡しました。。青山から「もっと書いているんじゃないですか? メチャメチャ抜粋している」と促されたものの、江口は「恥ずかしいので」と言ってかわしました。

続いて、青山は、「サプライズで報告があります。実は、この映画の撮影中に演技をしている際、つい笑ってしまうことがありました。新ネタライブで良いボケが思いつかず、つい映画のシーンをそのまま使ってしまったんです」と“パクリ”を告白しました。

古川は、橋口監督のために石鹸をプレゼント。「最近、雨の日が多いですが、雨が上がった後の森の中をイメージして調合された石鹸です。監督にぜひ使っていただきたいと思って用意しました。これでさっぱりしてください」と壇上で橋口監督に手渡した。

キャスト陣の祝福に対して橋口監督は、「何かするんじゃないかなと思っていました。宣伝部に『絶対にしないでね』と念を押そうと思っていたんですけど、そういうそぶりが見えなかったので大丈夫かなと思っていたんですが、いつの間にかこういうことに」と照れくさそうに笑いました。

舞台挨拶の最後に、橋口監督は「この4人と一緒に仕事ができて本当に良かったです。彼らは非常に忙しいので、出演が決まったときは驚きましたが、そのおかげで制作に弾みがつきました」と、古川が演じた清美の恋人役を務めたお笑いトリオ・ネルソンズの青山フォール勝ちを含む俳優陣に感謝の意を表しました。「非常に充実した撮影期間で、映画とは何か、演出とは何か、物語とは何かといった多くのことを考える時間を持つことができました.どうぞ最後まで楽しくご覧ください。ありがとうございます」と撮影を振り返り、感慨深い様子を見せました。

『お母さんが一緒』作品情報

公開日 2024年7月12日より公開中
キャスト 監督:橋口亮輔
原作:ペヤンヌマキ
出演:江口のりこ 内田慈 古川琴音 青山フォール勝ち
配給 クロックワークス
制作国 日本(2024)
上映時間 106分
公式サイト http://www.okaasan-movie.com/

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