2024年7月12日より劇場公開される、「恋人たち」などの橋口亮輔監督による9年ぶりの監督最新作となる映画「お母さんが一緒」から、次女・愛美（内田慈）と三女・清美（古川琴音）が体を張ったバトルを繰り広げるシーンの、本編映像が公開された。
結婚をめぐって意見が対立し言い争いの続く3姉妹だったが、ついに次女・愛美と三女・清美の取っ組み合いのケンカへと発展する。「うちの家は、呪われとるかもしれん！！」と長女・弥生がオロオロする中、彼氏・タカヒロは体を張って仲裁しようとするも、「今、お尻触ったでしょ！？」とあらぬ嫌疑をかけられる始末。「彼女の姉をいやらしい目で見てくる男は絶対浮気するよ！」「あんたね、まあ姉のこといやらしい目で見とったと！？」なぜかそのまま攻め立てられ続け、タカヒロは思わず「ごめんなさい！」と土下座する羽目に陥る。
「お母さんが一緒」は、家族という一番身近な他人だからこそ湧いてくる不満やいら立ちを、ユーモラスに描いたホームドラマ。脚本家・劇作家・演出家・映画監督のペヤンヌマキが2015年に発表した同名舞台を橋口監督自ら脚色し、CS「ホームドラマチャンネル」の開局25周年ドラマとして制作したオリジナルドラマシリーズを、映画として再編集した。
親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女・弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底でうらんでいる。そんな2人を冷めた目で観察する三女・清美。三姉妹に共通しているのは、「母親みたいな人生を送りたくない」ということ。温泉宿の一室で爆発する三姉妹の母親への愚痴は徐々にエスカレートし、お互いをブラックユーモア満載に罵倒する修羅場へと発展する。そこに三女がサプライズで用意していた彼氏・タカヒロが現れ、物語は思わぬ方向へ向かう。
長女・弥生役を江口のりこ、次女・愛美役を内田慈、三女・清美役を古川琴音が務め、清美の彼氏・タカヒロを、お笑いトリオ「ネルソンズ」のメンバーである青山フォール勝ちが演じる。
『お母さんが一緒』作品情報
| 公開日 | 2024年7月12日公開予定 |
|---|---|
| キャスト | 監督：橋口亮輔 原作：ペヤンヌマキ 出演：江口のりこ 内田慈 古川琴音 青山フォール勝ち |
| 配給 | クロックワークス |
| 制作国 | 日本（2024） |
| 上映時間 | 106分 |
| 公式サイト | http://www.okaasan-movie.com/ |
(C)2024 松竹ブロードキャスティング
