『それいけ！アンパンマン　ばいきんまんとえほんのルルン』公開記念舞台挨拶

映画は、“絵本の世界”を舞台に、アンパンマンとばいきんまんが協力して活躍する物語です。岡村は、上戸が演じる妖精・ルルンが守っている森を荒らそうとするキャラクター「すいとるゾウ」の声を担当しました。

上戸彩は、この映画に参加できたことについて、「私はアンパンマンで育った世代です。ばいきんまんがヒーローになるというのは、私にとって大ニュースでした。私が演じたルルンに『一緒に頑張ろう』と言ってくれるばいきんまんに、本当に励まされました。個人的にも『アンパンマーン』『ばいきんまーん』と言える仕事が来るとは思っていなかったので、本当に幸せな時間でした」と喜びを語りました。

今回の映画の「印象的なシーンやセリフ」について質問された上戸さんは、「ルルンはいつも勇気がなかったり、泣き虫だったり、うじうじしているキャラクターですが、そんなルルンに対してばいきんまんが『俺もこんなにズタボロなんだぞ。それでも立ち上がって行くんだ、だからルルンもがんばれ』と励ましてくれました。このセリフに本当に励まされました」と語りました。

会場で「印象的だったシーンやセリフ」について質問された岡村は、「基本的に私は劇中で“ゾゾゾウ”と言っているだけですが、その“ゾウ”に変化をつけるのが非常に大変でした。監督からも様々な指示を受けながら、多様な“ゾウ”を表現しようとしました。それがうまくできていたかどうかはわかりませんが、観客の皆さんにはいろんな“ゾウ”を楽しんでいただけたらと思います。一番思い出に残っているセリフは“ゾゾゾゾウ”です」と語り、同じ言葉に変化をつける難しさを明かしました。

また、最近開催された大人も楽しめる夜の試写会「アンパンマンナイト」は、アンパンマンとして初の試みで好評を博しました。上戸は「私も行きたかったです。マネージャーから聞いて『なんだそれは？』と思いました。『お土産もいっぱいあって、最高だった』『贅沢すぎる』という書き込みを見ました」と笑顔で話しました。

岡村は「いろんなナイトがあっても良いと思います。例えば、すいとるゾウナイトや、アンパンマンカラーのドレスで決めるアンパンマンナイト、パープルのドレスで決めるばいきんまんナイトなど、いろいろなバリエーションができそうです」と述べました。

さらにイベントでは、7月3日が誕生日の岡村さんをサプライズでお祝いするために花束が渡されました。岡村は「こんなことをしてもらえるとは思っていなかったので、非常にうれしいです。ありがとうございました。同じ7月3日生まれの池乃めだかさんやトム・クルーズさんと誕生日が同じです」とコメントしました。

上戸は「普段は全然台本を読まない岡村さんが、今日は珍しく隣で読んでいたので“これはサプライズがばれてしまうのではないか”と思いました」と不安を感じていたことを明かしました。しかし、岡村は「実際には読んでいるふりをしていただけです。上戸さんに“全然読んでないよね”と言われたので、今日はしっかり読んでいるふりをしました」と明かし、会場は笑いに包まれました。