ヴィム・ヴェンダース監督が手掛けるアートドキュメンタリー『 アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』が6月21日(金)より全国順次公開。このたびアンゼルムの巨大なアトリエを捉えた本編映像とアザービジュアルが解禁された。
本作は、戦後ドイツを代表する芸術家であり、ドイツの暗黒の歴史を主題とした作品群で知られるアンゼルム・キーファーの生涯と、その現在を追ったドキュメンタリー。監督は、『PERFECT DAYS』(23)で第76回カンヌ国際映画祭 主演俳優賞(役所広司)を受賞し、第96回アカデミー賞®国際長編映画賞にノミネートされたことも記憶に新しい、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース。
このたび解禁された本編映像は、パリ近郊にあるアンゼルム・キーファーのアトリエの中を捉えたもの。映像は、アトリエに置かれたたくさん絵画が映し出されるところから始まり、そこにアンゼルム・キーファーが現れる。その瞬間、作品とアトリエの巨大さがうかがい知ることができ、あまりの大きさに圧倒されるだろう。
さらに、アンゼルムは広大なアトリエの中を自転車で移動し、数々の作品群が映し出された映像となっている。アトリエには、撮影でもヴェンダース監督と、限られた数名のスタッフしか入ることを許可されなかったという。この圧倒的スケールの大きさを劇場のスクリーンで体感してみよう。
あわせてアザービジュアルが2種解禁。アトリエの中をアンゼルムが自転車でかけ走る姿と、ヴェンダース監督の『ベルリン・天使の詩』を想起させるような翼の彫刻を切り取ったもの。どちらのビジュアルからも作品たちの“巨大なスケール感”を感じることができる。
『 アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開。
アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家
2024年6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開
監督:ヴィム・ヴェンダース エグゼクティブプロデューサー:ジェレミー・トーマス 撮影:フランツ・ルスティグ ステレオグラファー:セバスチャンクレイマー 編集:マクシーン・ゲディケ 作曲:レオナルド・キュスナー 出演:アンゼルム・キーファー ダニエル・キーファー アントン・ヴェンダース
2023年/ドイツ/93分/1.50:1/ドイツ語・英語/原題:Anselm/カラー・B&W/5.1ch/3D&2D 字幕:吉川美奈子 配給:アンプラグド
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公式サイト unpfilm.com/anselm