この度、塚本晋也監督『ほかげ』が北米最大の日本映画祭「第17回Japan Cuts~ジャパン・カッツ~」にて、センターピース・フィルムに選出され、現地での上映に塚本監督、森山未來が登壇することが決定。
また、森山未來が「第12回Cut Above(カット・アバブ)賞」を受賞したことも併せて発表となりました。
センターピース・フィルムに選出
7月10日(水)~21日(日)にアメリカ・ニューヨークにて開催される北米最大の日本映画祭「第17回Japan Cuts~ジャパン・カッツ~」のセンターピース・フィルムに『ほかげ』が選出されました。
塚本監督は、「今回は、『ほかげ』を Centerpiece に選出していただき、上映をしてくださいます。
『ほかげ』にとりましても大きな飛躍であり、一つのけじめにも感じております」と喜びのコメントを寄せています。
コメント全文
塚本晋也監督
前回カット・アバブ賞を頂戴したのが、60歳を迎える前年。
節目の年に、それまでの仕事を認めていただいた気がして、とても嬉しく思いました。
今回は、『ほかげ』を Centerpiece に選出していただき、上映をしてくださいます。 『ほかげ』にとりましても大きな飛躍であり、一つのけじめにも感じております。
また、『ほかげ」に出演してくださった森山未來さんが、カット・アバブ賞を受賞。ますます盛んに活動をされている森山さんの受賞は本当に嬉しいです。
今回もアメリカの皆さんに、『ほかげ』での森山さんの素晴らしい演技をじっくりご覧いただきたいと思います。
森山未來
見渡すといつだってどこかしらが戦前、戦後であり、戦中ですらある。日本、そしてアメリカの現在はどこに位置するのだろうか。
いつかの日本の戦後の姿を描いた『ほかげ』が、全ての私たちが立っている世界を改めて見つめ直すきっかけになればと願っている。
Japan Cuts関係者の皆様、そして塚本晋也監督に心からの感謝を。
塚本晋也監督
前回カット・アバブ賞を頂戴したのが、60歳を迎える前年。
節目の年に、それまでの仕事を認めていただいた気がして、とても嬉しく思いました。
今回は、『ほかげ』を Centerpiece に選出していただき、上映をしてくださいます。 『ほかげ』にとりましても大きな飛躍であり、一つのけじめにも感じております。
また、『ほかげ」に出演してくださった森山未來さんが、カット・アバブ賞を受賞。ますます盛んに活動をされている森山さんの受賞は本当に嬉しいです。
今回もアメリカの皆さんに、『ほかげ』での森山さんの素晴らしい演技をじっくりご覧いただきたいと思います。
森山未來
見渡すといつだってどこかしらが戦前、戦後であり、戦中ですらある。日本、そしてアメリカの現在はどこに位置するのだろうか。
いつかの日本の戦後の姿を描いた『ほかげ』が、全ての私たちが立っている世界を改めて見つめ直すきっかけになればと願っている。
Japan Cuts関係者の皆様、そして塚本晋也監督に心からの感謝を。
また、森山未來が第12回Cut Above(カット・アバブ)賞を受賞することが決定!
Cut Above賞は、日米相互理解をはかるために立ち上げられた日本文化を紹介する機関「ジャパン・ソサエティー」より、日本映画界に貢献している俳優や監督の功績を称え、贈られるもの。
現地上映
『ほかげ』の上映は、現地時間7月17日(水)午後6時30分から。
上映後にはCUT ABOVE 賞の授与式が行われ、続くQ&Aセッションに塚本監督と森山が登壇する予定だそうです
予告編は、盗んだ食べ物を持って居酒屋にやってきた子供に「ここは、あんたの来る所じゃないんだよ」と吐き捨てる女のセリフから始まる。次第に心を寄せていくふたりの様子が窺えるが……。
あらすじ 女は、半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売ることを斡旋され、戦争の絶望から抗うこともできずにその日を過ごしていた。空襲で家族をなくした子供がいる。闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、ある日盗みに入った居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになり・・・。 |
ほかげ作品情報
公開日 | 2023年11月25日公開 |
---|---|
キャスト | 監督:塚本晋也 出演:趣里 塚尾桜雅 河野宏紀 利重剛 大森立嗣 森山未來 |
配給 | 新日本映画社 |
制作国 | 日本(2023) |
上映時間 | 95分 |
公式サイト | https://hokage-movie.com/ |
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