【イントロダクション】
公開された第1弾ポスタービジュアルは、落合モトキとあのというW主演の姿を捉えています。ビジュアルは深海のような深い青の世界で、海中のちりくずのような粒子が散りばめられています。その世界観は、ARアプリの世界のカリスマ少女“明日香”を求めて彷徨う人々の姿を、深海の魚が“鯨の骨”の栄養を求めて群がるように描写しています。
ポスターには切なくも儚げに正面を見つめる“あの”と、彼女に視線を向ける“落合モトキ”の表情が印象的に描かれています。彼らがまるで深海の中で迷子になったように半バーチャルな世界に潜り込み、ほのかな光を求めて集まってくるようなイメージが伝わってきます。
このポスタービジュアルは、作品の世界観を象徴するような深い青の色調と、粒子の散りばめられたデザインが特徴的です。そして、主演の二人の表情が、作品の切なさと儚さをうまく表現しています。観客に深海の世界への興味と共感を喚起する素晴らしいビジュアルとなっています。
【ギャラリ－】
【ストーリー】
物語は、結婚を間近に控えていた間宮という男性が、恋人との破局と不眠症に悩まされているところから始まります。彼はマッチングアプリで唯一返信をくれた女子高生と会いますが、その女子高生が彼のアパートで自殺してしまいます。間宮はパニックになり、死体を山中に埋めようとしますが、気がつけば死体は消えていました。
そんな状況の中、間宮はARアプリ「王様の耳はロバの耳（通称ミミ）」の中で、死んだ女子高生と瓜二つの少女“明日香”を発見します。彼女は「ミミ」を通じて再生できる動画を街中で投稿し、ファンたちが彼女の動画目当てに街を徘徊するカリスマ的存在として知られています。
間宮は“明日香”の痕跡を追ううちに、現実と幻想の境界が曖昧になっていきます。彼は次第に“明日香”の正体に疑問を抱き、彼女が本当に存在するのか、また死んだ少女と同一人物なのかという謎に迫ろうとします。
物語は、間宮が“明日香”との遭遇を通じて自らの心の葛藤に向き合いながら、幻想と現実の境界が交錯する不気味な世界へと引き込まれていきます。読者は彼女の正体や“明日香”との関係性について考えさせられるサスペンスフルなストーリーが展開されるでしょう。
【作品詳細】
出演：落合モトキ あの 横田真悠 大西礼芳 内村遥 松澤匠 猪股俊明 ／ 宇野祥平監督：大江崇允脚本：菊池開人 大江崇允音楽：渡邊琢磨製作幹事：カルチュア・エンタテインメント制作プロダクション：C＆Iエンタテインメント配給：カルチュア・パブリッシャーズⒸ2023『鯨の骨』製作委員会
