『距ててて』は、振付師/俳優の加藤紗希と俳優の豊島晴香による創作ユニット「点と」による初の長編映画。
2021年の第43回PFFで観客賞を受賞、TAMA NEW WAVEや田辺・弁慶映画祭といった主要映画祭でも入選を果たした作品で、2022年から全国で劇場公開され、口コミで評判が広がった。俳優主導でそれぞれの強みを活かした自由な創作、表情豊かで巧みな演技、独特のユーモアと発想力で描かれた脚本、瑞々しい映像センスが各地で好評を博し、2人の初の長編にして代表作になった作品です。
この度、『距ててて』が、6月7日から6月13日(木)までシモキタ – エキマエ – シネマ『K2』で再上映が決定。
今回、各日の上映時間(予定)と舞台挨拶の登壇者、上映後におこなわれるトークのゲストが発表された。舞台挨拶には、監督・主演の加藤と脚本・主演の豊島のほか、映画に出演したキャストである釜口恵太、神田朱未、髙羽快が登壇。上映後のトークには、映画監督の淺雄望(『ミューズは溺れない』ほか)、映画監督の吉田奈津美(『ひとひら』、『浮かぶ』ほか)、脚本家・映画監督の足立紳(『百円の恋』、『ブギウギ』ほか)、劇団ままごとの俳優の端田新菜(『わが星』、『ミツコ感覚』ほか)が招かれる。
登壇者とゲストは下記のとおり。
6月7日(金)
上映開始:18:20(予定)
上映終了後 初日舞台挨拶:加藤紗希(監督・主演)、豊島晴香(脚本・主演)、釜口恵太(出演)、神田朱未(出演)、髙羽快(出演)
6月8日(土)
上映開始:18:20(予定)
上映終了後 トークゲスト:淺雄望(映画監督)、吉田奈津美(映画監督)+加藤紗希(監督・主演)、豊島晴香(脚本・主演)
6月9日(日)
上映開始:21:35(予定)
上映終了後 トークゲスト:足立紳(脚本家・映画監督)+加藤紗希(監督・主演)、豊島晴香(脚本・主演)
6月10日(月)
上映開始:18:15(予定)
上映終了後 トークゲスト:端田新菜(俳優)+加藤紗希(監督・主演)、豊島晴香(脚本・主演)
6月11日(火)
上映開始:21:30(予定)
上映終了後 トーク:加藤紗希(監督・主演)、豊島晴香(脚本・主演)、釜口恵太(出演)
6月12日(水)
上映開始:21:25(予定)
(トークイベントなし)
6月13日(木)
上映開始:21:25(予定)
上映終了後 最終日舞台挨拶:加藤紗希(監督・主演)、豊島晴香(脚本・主演)、釜口恵太(出演)、神田朱未(出演)、髙羽快(出演)
物語・・・
写真家を目指すアコ(加藤紗希)とフリーターのサン(豊島晴香)。
二人は共通の友人とともに共同生活を始めたものの、事情により友人が家を出た今やむを得ず二人暮らしをしている。アコは几帳面でストイック、サンはだらしなく自由気まま。正反対な二人の生活が順風満帆なわけもなく、日々の暮らしは微妙な空気に包まれている。
そんなある日、二人の住む木造の一軒家に不動産会社の男がやってくる。なんでもサンが買ったアコーディオンが原因で、近隣住民から騒音クレームが入っているというのだが……。
一人の男が訪ねてくることで始まる「ホーム」、立て篭もりをする女と口下手な男の喧嘩にサンが巻き込まれる「かわいい人」、アコの元に不思議な女の子が現れる「湯気」、口論した二人がちぐはぐな旅に出る「誤算か憧れ」。
噛み合わない二人と、二人を取り巻くちょっと変わった人々との日々を描いた4章構成のオムニバス作品。
なお、点とは、『距ててて』に続く新作長編映画『わたのはらぞこ』の製作支援クラウドファンディング(https://motion-gallery.net/projects/watano_harazoko)を実施中。現在、目標金額への達成率が50%を超え、サポーターの人数が100人を突破。音楽と音響デザインを担当する三浦康嗣によるサウンドトラックCDが特典に追加されるなど、注目を集めている。クラウドファンディングの終了日時は6月14日(金)23:59に迫っているので、ぜひチェックしてほしい。
『わたのはらぞこ』は、神田朱未が主演するほか、加藤と豊島、本荘澪、湯川紋子、髙羽快が出演、前作『距ててて』の俳優たちが再集結する予定。
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