映画

『シサㇺ』特報&ティザービジュアル解禁

併せて、荒れた海をバックに佇む孝二郎を捉えたティザービジュアルも解禁。「いつの日か共に生き、分かり合えることができるだろうか。」というコピーが、激動の歴史の渦に巻き込まれた武家の若者の揺れる心情を表現している。
シサㇺ
復讐を誓った侍が選んだ道とはーー。江戸時代前期、北の大地で繰り広げられる壮大な歴史スペクタクルにご期待ください!

アイヌと和人との歴史を描いた人間ドラマである本作は、<蝦夷地>と呼ばれた現在の北海道を領有した松前藩が、アイヌとの交易をおこなっていた史実が基になっている。
シサㇺ
主演は『菊とギロチン』(18)でキネマ旬報ベスト・テン新人俳優賞に輝き、阪本順治監督の『せかいのおきく』(23)や北野武監督の『首』(23)などの話題作に次々と出演し、著名な映画監督からの信頼も厚い寛一郎。蝦夷地に赴き、異なる文化や風習に触れることで、アイヌの持つ精神や理念に共鳴してゆく武家の若者を演じている。交易の旅に同行する彼の兄を三浦貴大、主人公の復讐相手となる男を和田正人、さらに、坂東龍汰、平野貴大、サヘル・ローズ、古川琴音、富田靖子、緒形直人、要潤などの豪華キャスティングも見逃せない。
脚本を手掛けたのは、阿部寛主演の「結婚できない男」(関西テレビ)や朝ドラ「梅ちゃん先生」(NHK)など、大ヒットドラマを手掛けてきた尾崎将也。本作では日本語とアイヌ語の台詞を混在させながら、現代社会における<不寛容>が暴力へと繋がってゆくプロセスを丁寧に紡ぎ出している。監督は「タイムスクープハンター」(NHK)や小説「ブルバスター」がアニメ化されるなど、多岐にわたる分野で活躍している中尾浩之。北海道の大自然を活かしたダイナミズムな演出によって、作品に重厚なトーンを生み出している。

物語・・・
江戸時代前期。
北海道の南西部にある松前藩はアイヌとの交易品を主な収入源としていた。松前藩藩士の息子、孝二郎(寛一郎)は兄、栄之助とともにアイヌとの交易で得た品を他藩に売る仕事をしていたが、ある夜、使用人の善助の不審な行動を見つけた栄之助は善助に殺されてしまう。兄の敵討ちを誓った考二郎は善助を追って蝦夷地へと向かうー。

監督:中尾浩之
脚本:尾崎将也
出演:寛一郎 / 三浦貴大 和田正人 坂東龍汰 平野貴大 サヘル・ローズ 藤本隆宏 古川琴音 山西惇 佐々木ゆか / 要潤 富田靖子 / 緒形直人
制作プロダクション:P.I.C.S.
配給:NAKACHIKA PICTURES  PG12
©映画「シサム」製作委員会

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