公開後御礼舞台挨拶
日付:5月14日(火)
登壇:川西拓実、桜田ひより、原作者:むつき潤
ビッグコミックスピリッツ連載の青春音楽コミックを、映画初主演となる大人気グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実さんと桜田ひよりのW主演、さらに日本中に社会現象とも言える人気を巻き起こした大ヒットドラマ「silent」の風間太樹監督によって満を持して実写映画化した『バジーノイズ』が、5月3日(金・祝)より全国公開した。
前回の前夜祭イベントで「観ていただかないといけない」と述べていた川西ですが、JO1のメンバーに映画を観てもらえたか尋ねられると、「数名に観ていただいたかなという感覚です。11人いるんですけど3人…4人くらい…」と答えました。これに対し桜田から「もう少し観に行ってほしいですね」と声をかけられると、川西は「ですよね!」と同意しました。
具体的な感想について問われた川西は、「実はメンバー1人と事務所の社長と僕の3人で映画を観に行ったんです。豆原一成というメンバーが隣で泣いていて、鼻をすすっているのが聞こえてきて嬉しかったです。音楽を演奏するシーンや最後の海のシーンも褒めていただきました」と話し、観客から拍手を受けました。そして、「泣いたことがわかって笑っちゃいました。‘あっ、泣いてる!’と思って」と笑顔を見せました。
さらに、他のメンバーからの感想について川西は、「僕が『音を鳴らしたい』というセリフがあるのですが、あるメンバーにはそのセリフが変に聞こえたらしく、‘アホやな’って思いました。そんなこと言うわけないのに」とコメントし、観客の笑いを誘いました。
岸本潮役を務める桜田ひよりは、「皆さんありがとうございます。桜田ひよりです。こうしてまた皆さんにお会いする機会があって、とても嬉しく思っております。今日は短い時間ですがよろしくお願い致します」と挨拶しました。周りの反響について問われた桜田は、「両親が2回観に行ってくれたのですが、1回目も2回目も同じところで泣いたと言ってくれました。久しぶりに自分の出演する映画を両親に観せる機会をいただけたので、観た時に自分の娘が成長していると感じたようで、胸が温かくなったと話していました」と述べました。
イベントの途中、サプライズゲストとして原作者のむつき潤先生が登場しました。花束を贈られた桜田ひよりは笑顔を見せました。撮影を振り返り、桜田は「潮ちゃんは破天荒な行動や驚くような言動が多く、現実とはかけ離れているように見えることもありましたが、いかに実際に存在するような女の子にするかを考えました。また、潮が話す関西弁が自分にとって仕事の幅を広げ、とても成長できた作品になりました」とコメントしました。
取材の際、川西と桜田はむつき先生から贈られた直筆イラストが描かれた色紙を持参していました。むつき氏は「久々に描いた清澄と潮ちゃん。二人に贈るために自宅で描いたものです」と紹介しました。これに対し、川西は「本当に嬉しくて、当たり前ですけど、清澄を描くのがうまいと思いました」とコメントし、会場を笑わせました。桜田も「私も当たり前ですけど、潮を描くのがうまいと思いました」と続け、こちらも会場の笑いを誘いました。
その色紙はすでに自宅に飾ってあり、川西は「一番目に入る場所に置いていて、毎朝これを見て今日も頑張ろうと家を出ています」と話し、すっかりお気に入りの様子でした。
続いて、5月2日に行われた特別前夜祭で、むつき先生からの手紙に涙した場面について桜田は「なんかあったっけ?」「その時は本当に色々な感情がこみ上げたのですが、家に帰って振り返った時に、あの涙ってどこから来たんだろうと思いました。色々考えたのですが、潮ちゃんと向き合っていた去年の夏は非常に濃密な時間で、潮ちゃんに自分自身を投影していた部分もあり、すごくもがいていた時期でした。その夏がむつき先生の言葉で救われたように感じ、自分が成長するために必要な経験だったこと、この作品が自分にとって本当に大切なものになったと改めて思えた瞬間でした」と話しました。
最後に、むつき先生は「漫画と映画を合わせて『バジーノイズ』を末永く心の片隅に留めておいていただけたら嬉しいです」と期待を寄せ
桜田は「こうして先生と一緒に登壇する機会はなかなかないので、今日はとても楽しかったですし、夏の思い出が蘇る、心温まる時間を皆さんと共有できて嬉しかったです。この作品を何度も観て、自分の好きなポイントを心に刻んで、少しでも豊かな生活を送れますように。今日は本当にありがとうございました」とメッセージを送りました。
川西は「これからも『バジーノイズ』を愛し続けていただき、皆さんの心に響く言葉や音楽が残り続けてほしいです。今日で宣伝活動も最後になりますが、『バジーノイズ』は最高です!」と語り舞台挨拶を締めくくりました。
物語・・・ 頭の中に流れる音を形に出来れば、他に何も要らない—— マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄。 人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていた彼に、上の部屋に住む女性・潮が挨拶を交わしてきた。その日失恋をしたと言う彼女は、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明ける。 やがて潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。 |
『バジーノイズ』作品情報
公開日 | 2024年5月3日公開予定 |
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キャスト | 監督:風間太樹「silent」「チェリまほ」 原作:むつき潤「バジーノイズ」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊) 出演:川西拓実 桜田ひより 井之脇海 柳俊太郎 円井わん 奥野瑛太 天野はな 駒井蓮 櫻井海音 馬場園梓 佐津川愛美 テイ龍進 |
主題歌 | 「surge」 清澄 by Takumi Kawanishi(JO1) ©︎LAPONE Entertainment |
製作 | 映画『バジーノイズ』製作委員会 |
プロダクション | AOI Pro. |
配給 | ギャガ |
制作国 | 日本(2024) |
上映時間 | 99分 |
公式サイト | https://gaga.ne.jp/buzzynoise_movie/ |
X | @BuzzynoiseMovie |
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TikTok | @buzzynoisemovie |
(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
(取材編集作成 酒井 修)