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映画『リバー、流れないでよ』

撮影は、貴船神社と料理旅館「ふじや」の全面協力を得て、2023年1月に行われました。しかし、途中で10年に一度の最強寒波が襲来し、豪雪により撮影が中断される事態となりました。しかし、奇跡的な回復を果たし、2月から3月にかけて追加撮影が行われ、作品は無事に完成しました。

冬の貴船の凛とした静寂と、新たな時の牢獄である「2分のループ」から抜け出そうと奮闘する大人たちの姿とのギャップが、この前人未踏の時間コメディで楽しめます。

特報映像では、必死に「2分のループ」から抜け出そうとする登場人物たちや、ミコトとタクが手を繋いで疾走する姿が映し出されています。また、主題歌には、京都出身のロックバンド・くるりが『愛の太陽 EP』の収録曲「Smile」を提供し、木管楽器がフィーチャーされた温かなムードの楽曲がドラマを盛り上げます。さらに、解禁されたポスタービジュアルでは、「また2分。」というキャッチコピーが使われており、前作『ドロステのはてで僕ら』の「2分」がタイムテレビを連想させる一方で、本作では永遠に繰り返される「2分」を表現しています。

貴船神社まで続く灯籠と石段に佇むミコトの姿は、京都の風情とSFの要素が融合した素敵な一枚です。この写真は、NHK連続テレビ小説「おちょやん」やNetflixの「First Love 初恋」、日本テレビの「ブラッシュアップライフ」のビジュアル撮影で知られるカメラマン・濱田英明によって撮影されました。彼はヨーロッパ企画の集合写真や本公演のポスター写真も手がけており、確かな技術とセンスを持っています。

 

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