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2023年韓国国内映画賞【25冠】最多受賞!韓国年間最長No.1樹立!リュ・ジュンヨル主演!サスペンス・スリラー映画『梟ーフクロウー』作品の歴史背景の解説・秘話紹介

韓国年間最長No.1記録を樹立、2023年韓国国内映画賞で【25冠】と最多受賞を記録した、史実に残された最大の謎に迫る<全感覚麻痺>サスペンス・スリラー『梟ーフクロウー』が、2024年2月9日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国ロードショーいたします。

この度、本作の創作のヒントとなった韓国史実の最大の謎、‟ソヒョン世子の怪奇の死“についてご紹介いたします。物語の歴史背景を知って、より深く映画をお楽しみください!

朝鮮王朝時代の記録物<仁祖実録>(1645年)に残された‟怪奇の死“にまつわる歴史的な謎に、斬新なイマジネーションを加え誕生した『梟―フクロウ―』は、観客の無限の想像力を刺激し、2022年の韓国年間最長No.1記録を樹立。韓国エンターテイメント界の最高峰を決める百想芸術大賞で作品賞・新人監督賞・男性最優秀演技賞の3冠を受賞。11月に開催された第59回大鐘賞映画祭でも新人監督賞、脚本賞、編集賞の3部門を受賞し、公開後も注目を集め続けている。

‟盲目の目撃者“が謎めいた死の真相を暴くために常闇を奔走する予測不可能な物語は、圧倒的な没入感と、緊張感をもたらし、息もできないほどの狂気が支配する118分は、観る者すべての五感を麻痺させる―。

韓国史実最大の謎!<仁祖実録>に残された‟怪奇の死“とは!?
史実に残された‟怪奇の死“にまつわる歴史的な謎に、斬新なイマジネーションを加え誕生した『梟―フクロウ―』。映画は、朝鮮王朝実録に“薬物中毒で亡くなった男”として記録されたソヒョン世子の謎の死から始まり、その死を目撃したのは盲目の鍼医だったという斬新なアイディアを取り入れることによって、これまでにない没入感満載のサスペンス・スリラーが誕生した。韓国では有名な、ソヒョン世子の死に纏わる謎は、朝鮮王朝実録に記述された次の文章が基となっている。

朝鮮に戻った王の子は、ほどなくして病にかかり、命を落とした。
彼の全身は黒く変色し、目や耳、鼻や口など 七つの穴から鮮血を流し、さながら薬物中毒死のようであった。

朝鮮王朝の第16代国王の仁祖(インジョ)の長男が昭顕世子(ソヒョンセジャ)です。2017年公開映画『天命の城』でも描かれました1636年の丙子(へいし)の乱で、清に降参した朝鮮は、清軍本営で仁祖が三跪九叩頭の礼という、3度跪き9回頭を地につける屈辱的な行為で清への忠誠を誓い、さらに、長男のソヒョン世子とその家族が人質として清に連れ去られます。しかし人質として連れ去られたソヒョン世子にとって、清での暮らしは先進的な西洋の文明に触れる機会となり、大いに感化されたソヒョン世子は自分が国王になった時には、新しい文明を祖国・朝鮮にも持ち込みたいと考えていました。そして、清に囚われてから8年後、解放されたソヒョン世子一家が朝鮮へ帰還すると、清に対し恨みを持つ仁祖は、清で新たな文化に溶け込み、清との友好関係を結ぶよう進言するソヒョン世子を敵視し、スズリを投げつけたと言われています。そしてソヒョン世子は朝鮮に戻って、謎の薬物中毒のような症状で亡くなります。その後、残されたソヒョン世子の家族も流刑や死罪に処されたことから、仁祖がソヒョン世子を毒殺したのではないかと噂されています。そんな韓国史実最大の謎、ソヒョン世子の謎の死から生み出された映画『梟ーフクロウー』 は2月9日(金)より全国ロードショー。

『梟ーフクロウー』作品情報

公開日 2024年2月9日公開予定
キャスト 監督:アン・テジン
出演:リュ・ジュンヨル ユ・ヘジン
配給 ショウゲート
制作国 韓国(2022)
上映時間 118分
公式サイト https://fukurou-movie.com

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