本作は、2022年2月4日から20日まで行われた北京冬季五輪を記録した公式ドキュメンタリー映画。メガホンをとったのは、映画『ココシリ』で第17回 東京国際映画祭審査員特別賞、金馬奨最優秀作品賞と撮影賞、更に中国金鶏奨最優秀劇映画賞を受賞した中国出身の映画監督・脚本家ルー・チュアン。また北京冬季五輪開会式の閉会式総監督を務めた、チャン・イーモウ が製作総指揮として携わっている。
本作ではフィギュアスケート選手の羽生結弦や、中国選手と二人三脚で金メダルを獲得したスノーボードコーチの佐藤康弘なども登場。選手たちの頂上対決、歓喜する勝者や落胆する敗者の姿のみではなく、感染防止対策「バブル方式」を利用したオリンピック大会運営の苦労や努力も描かれる。
この度解禁された第2弾予告映像は、北京冬季オリンピック張家口ゾーンの4大会場の1つで本大会での金メダル数が最も多い会場雲頂スノーパーク、また標高2198メートルにも達し、北京冬季五輪競技施設の建設工事のうち施工が最も難しい競技エリアである延慶競技エリアにて、強く吹雪く過酷な環境の中、整備チームたちが会場を整備するシーンから始まる。
さらに選手たちを乗せた会場へ向かうバスや、神々しく光る「氷の五輪」が印象的な北京冬季五輪開会式の会場の様子に加えて、羽生結弦選手を始めとしたオリンピック選手たちの緊張の面持ちが次々と映し出され、いよいよ始まるオリンピックに向けて張り詰めた緊張感と高揚感が伝わる。
4年に1度の偉大なスポーツ祭典、オリンピック。その勝負の裏には様々なエピソードやストーリーが存在する。たった1度きりの真剣勝負の中、頂点である金メダル獲得に挑む選手たちのドラマに期待したい。
映画『北京冬季五輪2022』は、2024年1月12日(金)より順次公開。
映画『北京冬季五輪2022』
2022年2月4日から20日までの間に行われた北京冬季五輪を記録した公式ドキュメンタリー映画。
監督:ルー・チュアン
製作総指揮:チャン・イーモウ
配給:面白映画
2024年1月12日(金) グランドシネマサンシャイン 池袋ほか順次公開