上大迫祐希主演映画『青すぎる、青』が10月27日(金)より鹿児島ミッテ10で遂に先行公開がスタートします。
そして、映画公開を記念し、上大迫祐希写真展「夢の道しるべ」を鹿児島と東京の二カ所で開催決定しました。
自主製作時代から大林宣彦監督に師事し、大林監督の没後、そのイズムを継承する唯一の監督と言っても過言ではない今関あきよしが、鹿児島の壮大かつ風光明媚な情景に青春ファンタジーを溶け込ませた最新作『青すぎる、青』の公開を記念し、主演・上大迫祐希の写真展「夢の道しるべ」の開催が決定しました。
自身出身地である鹿児島オールロケーション作品の主演を務めた上大迫の趣味の一つである、フィルムカメラに収められた、彼女の歩んできた道のりの秘蔵写真たち。彼女が見つめる、自分自身と鹿児島の姿を収めた写真を公開します!
「鹿児島にいた頃、ぼんやりと描いていた夢がいつの間にか、何が何でもこの役をつかみたいと思えるほど現実的になって。等身大の自分を大事にしながら、もっと女優として欲をもって生きていきたい。」
女優という人生を、心いっぱい、身体いっぱいで駆け抜けている彼女が歩んできた道を記録するのは、彼女自身が撮影するフィルムカメラ。地元鹿児島を皮切りに、全国順次公開する映画「青すぎる、青」の公開を記念し、鹿児島市天文館図書館、東京ではかごしま遊楽館3階 鹿児島ブランドショップ東京店にて、単独としては初の上大迫祐希写真展「夢の道しるべ」が開催されることとなった。映画「青すぎる、青」の撮影期間に、撮影したフィルム写真を初公開!
自信が育った鹿児島を舞台にした作品で、座長を務めながらカメラに収めた写真たち。現場の雰囲気も感じられ、また上大迫の感性にも触れられるイベントとなっている。10月23日月曜日には、上大迫祐希と映画主題歌を担当したよしむらさおりとのトークショーも開催予定。
女優・上大迫祐希の魅力いっぱいの自身初の写真展は、10月21日土曜日より鹿児島市天文館図書館を皮切りにスタートする。
上大迫祐希写真展「夢の道しるべ」概要
●鹿児島
鹿児島市立天文図書館 (住所:鹿児島市千日町1番1号 センテラス4階)
2023年10月21日(土)~11月5日(日)
10:00~20:00
URL:https://lib.kagoshima-city.jp/tenmonkan/
●東京
かごしま遊楽館3階 鹿児島ブランドショップ東京店 (住所:東京都千代田区有楽町1丁目6-4 千代田ビル3F)
2023年11月16日(木)~12月3日(日) 10:00~18:00
URL:https://www.pref.kagoshima.jp/af10/yurakukan/ivent/20220405eigyoujikan.html
●入場料
無料
上大迫祐希コメント
「地元鹿児島で創られた映画をきっかけに、当たり前に暮らしてきた鹿児島の風景をこのような写真展として皆様の目に触れる機会をいただけたこと、心から嬉しく思います。撮影現場のオフショットも、ちらほらと撮らせていただきました。映画内での見知った風景があるかもしれません。是非『青すぎる、青』と併せてご覧いただけますと幸いです。」
上大迫祐希プロフィール
2000年、鹿児島県出身。2019年に上京し本格的に女優業を開始。映画『スパゲティコード・ラブ』(21年)で長編映画初出演ながら主要キャストに抜擢される。主な出演は、CMでは『カネボウ化粧品/KATE』(20年)、『グリコ/ポッキー』(21年)、『ポケモンユナイト』(21年)など。舞台ではラッパ屋『ショウは終わった』(22年)、同『ウェルカム・トゥ・ホープ』(23年)など。映画では第96回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞第三位に輝いた『神田川のふたり』(21年)、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(23年)がある。
イントラダクション
監督はウクライナ、ロシア、台湾など様々な国で現地の人々と向き合い、美しい風景を映像に閉じ込め、その地域ならではの人間模様を独特な感性で描き続けることで注目される今関あきよし。彼が次に見つけた美しい風景は、日本・鹿児島。大林宣彦監督に師事し、大林イズムを継承する彼が、紡ぎだしたのは大人のためのファンタジー。脚本家に『江ノ島プリズム』の小林弘利、撮影は今関と何度もタッグを組み、自身も大林作品の参加経験を持つ三本木久城が参加。壮大な桜島を背景に、昔ながらの懐かしい風景と近代建物が共存する町、鹿児島市を中心にその美しい風景の中で繰り広げられる、心はぐれたあなたの心に寄り添う優しい物語が誕生した。主人公、美巳(みみ)役を演じるのは、初主演映画「神田川のふたり」で、22 年キネマ旬報のベストテンで新人女優部門上位にランクインし、23年公開の「ぬいぐるみとしゃべるひとはやさしい」の演技も印象に残る鹿児島出身の上大迫祐希。心揺れ動く、卒業間近の女子大生の心を丁寧に演じている。美巳の親友で、心に痛みを抱える希良(きら)役に、「NewDays」のイメージキャラクターとして注目され、23年公開「僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンも美味い。」でヒロインを演じた原愛音。上大迫と同じく、鹿児島出身で長編作品初出演の肥後遼太郎がフレッシュな演技で魅せてくれる。脇を固めるのは、美巳に引き寄せられる様に登場する女性に、逢澤みちる。港に現れる謎の男に大林宣彦監督作品で主演を演じてきた窪塚俊介。美巳の伯母であり、彼女自身も秘密を抱える嘉子(よしこ)役に、佐伯日菜子が参加し、物語に深みを与えてくれている。主題歌を務めるのは、熊本出身で鹿児島在住のアーティスト・よしむらさおり。彼女の優しい歌声が華を添えた。
ストーリー
唯一の家族だった父親を亡くし、心に穴があいたままの美巳。父の代わりに店を切り盛りする為にやって来た伯母・嘉子との向き合い方もわからず、訳もなく当たり散らしてばかり。目前に控えた美大の卒業制作も手を付けられず自分を見失いそうになっていた。親友の希良は、何事も前向きな性格ながらも、そんな自分自身を持て余している。美巳との向き合い方がうまくいかない嘉子もまた人には言えない深い秘密を抱えていた…。そんな美巳に不可思議な変化が起こり始める。見えないはずのモノが見え、聴こえないはずの声が聴こえるようになってしまう…。
作品概要
上大迫祐希
原 愛音 肥後遼太郎
松元裕樹 まっぴーさくらじま 森 優稀 三浦結愛 穂原康博 新名真郎 田中千枝子
逢澤みちる / 窪塚俊介 佐伯日菜子
監督・原案:今関あきよし
脚本:小林弘利/音楽・MA:種子田博邦/エグゼクティブ・プロデューサー:嶋田 豪 肥後潮一郎/
プロデューサー:星野晴美 西田建一/鹿児島弁監修:西田聖志郎/撮影・編集・VFX:三本木久城(JSC)/
録音:寒川聖美/美術:塩津洋一/主題歌「palette」作詞・作曲・歌:よしむらさおり /SPECIAL THANKS:小牧醸造株式会社/協力:鹿児島市 羽子田幸一/ロケ協力:鹿児島レ ディスカレッジヘアーアート学科 株式会社マツモト⼯芸ドローン事業部/制作協力:南大隅町開発株 式会社 かごしまフィルムオフィス/制作・配給:アイエス・フィールド/製作:「青すぎる、青」製作委員会
2023 年/日本/カラー/103 分/アメリカンビスタ/ステレオ/G
配給:アイエス・フィールド
Ⓒ2023「青すぎる、青」製作委員会