映画

映画『アンダーカレント』

イントロダクション

豊田徹也の人気漫画『アンダーカレント』が映画化されます。公開日は2023年10月6日(金)です。主演は真木よう子さんで、監督は今泉力哉さんが務めます。

『アンダーカレント』は、豊田徹也による唯一の長編漫画で、2004年8月から1年間、講談社の『月刊アフタヌーン』で連載され、2005年10月に単行本として出版されました。この漫画は漫画評論家や口コミで高い評価を受け、「まるで1本の映画を観ているようだ」「何度も読み返したくなる」といった声が寄せられ、カルト的な人気を持つ伝説的な作品となりました。

さらに、フランスを中心に海外でも大きな人気を博し、2020年にはフランスメディアで発表された「2000年以降の絶対に読むべき漫画100選」で、世界中の有名な漫画の中で堂々の3位に選ばれました。

映画版の監督を務めるのは、『愛がなんだ』や『あの頃。』『街の上で』『窓辺にて』などで知られ、映画『ちひろさん』も手がけた今泉力哉さんです。『アンダーカレント』の繊細で静謐な人間ドラマを、リアルな描写で映像化することになります。脚本は『愛がなんだ』の澤井香織さんが、今泉力哉監督と共同で手がけています。

ギャラリ-

ストーリー

家業の銭湯を継いだかなえ(真木よう子)の順風満帆な日常は、夫の悟(永山瑛太)の失踪と共に突然、終わりを告げる。途方に暮れながらも、一時休業していた銭湯を再開するかなえ。数日後、銭湯組合から紹介されたという謎めいた男・堀(井浦新)が、“働きたい”とやって来る。その日から、住み込みで働くことになった堀とかなえの不思議な共同生活が始まる。並行して、友人の菅野(江口のり子)から紹介された胡散臭い探偵・山崎(リリー・フランキー)とともに、期間限定で悟の行方を捜し始めるかなえ。その目の前に、悟に関する知られざる事実が次々と明らかになっていく。それでも、堀と共に過ごす心地よい時間の中、徐々に穏やかな日常を取り戻していくかなえ。ところが、あることをきっかけに、悟、堀、そして、かなえ自身も閉ざしていた心の奥底に沈めていた想いが、徐々に浮かび上がってくる。それぞれの“心の底流”(=アンダーカレント)が交じりあった先に訪れるものとは……。

映画『アンダーカレント』作品情報

公開日 2023年10月6日公開
キャスト 監督:今泉力哉
原作:豊田徹也
出演:真木よう子 井浦新 リリー・フランキー 永山瑛太 江口のりこ 中村久美 康すおん 内田理央
配給 KADOKAWA
制作国 日本(2023)
上映時間 143分
公式サイト https://undercurrent-movie.com/
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