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『スイート・マイホーム』前夜祭スペシャルイベント

『スイート・マイホーム』前夜祭スペシャルイベント

実施日時: 8月31日(木)18:30~19:00(上映前イベント)

場所: TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン1(有楽町1丁目1−2 日比谷ミッドタウン4F)

登壇者: 齊藤工監督、yama

映画やドラマで俳優として活躍する一方、監督やプロデュース業でも多彩な才能を発揮している齊藤工が監督を務める映画『スイート・マイホーム』が、いよいよ明日9月1日より全国公開となります。

原作は、2018年に「第13回小説現代長編新人賞」を受賞した注目の作家・神津凛子のデビュー作。窪田正孝を主演に迎え、蓮佛美沙子や、奈緒窪塚洋介ら実力派俳優たちが織りなす予測不能のホラー・ミステリーです。

上海国際映画祭ニューヨーク・アジアン映画祭で上映した際は現地の映画ファンや関係者から大きな反響を呼び、絶賛の声が続出。そして明日の公開を前に、本日、前夜祭スペシャルイベントを開催!齊藤工監督と、本作の主題歌『返光(Movie Edition)』を歌唱したyamaが登壇した

第13回小説現代新人賞受賞の注目作家・神津凛子によるデビュー小説を、俳優の斎藤工が映画監督・齊藤工として手掛けた『スイート・マイホーム』(9月1日公開)。その公開前夜祭スペシャルイベントが8月31日に都内映画館で実施され、齊藤工監督と主題歌『返光(Movie Edition)』担当のyamaが参加した。

海外の映画祭での上映を経ての日本公開が明日9月1日に控える中、齊藤監督は「スタッフ&キャストの素晴らしいパフォーマンスが詰まっているので、早く観客の皆さんに見せびらかしたいという思いが先行しています」と完成に自信。yamaのブルーヘアに合わせて前髪をちょっとだけ青くしており「7%yamaということで…。すみません。笑いは取れませんでしたが映画は面白いです!」と釈明していた。

窪田正孝演じる主人公・賢二が「マイホーム」を手にするところから、幸せな一家に予想外の悲劇が襲い掛かるホラー・ミステリー。

監督する上で意識した点について齊藤監督は「映画館という場所は部屋のような館。その映画館で本作に描かれる新築の家に観客の意識をどう閉じ込めるか。家を人のように描けたらいいと思いながら向き合っていました。人間の奥底にある内臓に触れたような作品で、窪田さんら役者陣もそこと向き合ってくれた」と狙いを明かした。また監督としてのこだわりを「監督面をしないこと」という齊藤監督は「この映画に集まっていただいた役者の方々は底知れぬ表現の達人です。僕自身モニター越しにとんでもないものを見せてもらったと思うし、後半ではカットと言えないシーンが連続しました。役者としての同業として常に白旗を上げている状態だったので、監督面をしないということをモットーにしていました」と理由を説明した。

テレビアニメ『王様ランキング』のエンディング曲『Oz.』を聴いて以降、yamaのファンになったという齊藤監督。yamaの起用理由について聞かれると「エンディングを務められている別の作品を見たときに、本当の意味での主題歌を歌われている方だと捉えさせていただいていたので、この容赦のない物語を昇華してくれるのはyamaさんしかいない」と全幅の信頼。一方、舞台挨拶初登壇というyamaは齊藤監督の7%yamaの髪の毛を指して「舞台袖でもしかして…とは思ったけれど違っていたときに恥ずかしいと思って。でも嬉しいです!」と喜ぶと、齊藤監督は「少しでもyamaさんに近づければと思って」と照れていた。yamaは本作について「ホラーが苦手な自分でも集中力を途切れさすことなく、作品の世界観にのめりこむくらいの引力があった。じわじわと緻密に追い詰められていく雰囲気に圧倒された」と怖さに太鼓判を押しながら「最後の最後に重たいものをもらった後に自分の楽曲が流れて…。この作品に関わることが出来て良かったと思った」と手応えを得ていた。

齊藤監督は完成した楽曲『返光(Movie Edition)』について「何度かラリーする中で早々にこれが完璧・完全なものという曲にたどり着いてくださった。この歌詞の言葉や意味、そしてyamaさんが乗せてくれた声と想いが映画を癒しで終わらせてくれる。奇跡のような体験をさせていただきました」と大満足していた。

そんな話題の楽曲をyamaがステージ上で生歌唱パフォーマンス。熱唱を聴き終えた齊藤監督は「贅沢な時間でした。たまらないです。最近老いがあるのか涙腺が危険。しかも四十肩でもあるので心もギュンギュンきました」と感激。yamaも「映画館で歌うのは初めてで緊張したけれど、作品の情景を思い浮かべて自然と感情移入して歌うことが出来た」とホッと一安心という表情だった。

最後に齊藤監督は明日に控えた全国公開に向けて「賞味期限のない作品が生まれたと胸を張って思っています。観終わった後はこの作品で感じたことを周りの方やSNSなどを通して言葉を添えていただけたら嬉しいです」と呼び掛けて「いい感じにレビューを書いてください。ほんとにそれが命です!」と口コミによる大ヒットを期待していた。

【ストーリー】

極寒の地・長野県に住むスポーツインストラクターの清沢賢二は、愛する妻と幼い娘たちのために念願の一軒家を購入する。“まほうの家”と謳われたその住宅の地下には、巨大な暖房設備があり、家全体を温めてくれるという。理想のマイホームを手に入れ、充実を噛みしめながら新居生活をスタートさせた清沢一家。だが、その温かい幸せは、ある不可解な出来事をきっかけに身の毛立つ恐怖へと転じていく。

差出人不明の脅迫メール、地下に魅せられる娘、赤ん坊の瞳に映り込んだ「何か」に戦慄する妻、監視の目に怯えて暮らす実家の兄、周囲で起きる関係者たちの変死事件。そして蘇る、賢二の隠された記憶。その「家」には何があるのか、それとも何者かの思惑なのか。最後に一家が辿り着いた驚愕の真相とは?

【ギャラリー】

観客の皆様へ向けて、yamaが主題歌「返光(Moive Edition)」を一夜限りの生で歌唱しました!
尾崎世界観(クリープハイプ)が作詞・作曲した、本作の世界観たっぷりの楽曲です!

※主題歌詳細
https://www.sonymusic.co.jp/artist/yama/
https://www.sonymusic.co.jp/artist/yama/info/553923

【作品詳細】

出演:窪田正孝
蓮佛美沙子 奈緒
中島 歩 里々佳 松角洋平 根岸季衣
窪塚洋介
監督:齊藤 工
原作:神津凛子「スイート・マイホーム」(講談社文庫)
脚本:倉持 裕
音楽:南方裕里衣
製作幹事・配給:日活 東京テアトル
制作プロダクション:日活 ジャンゴフィルム
企画協力:フラミンゴ
©2023『スイート・マイホーム』製作委員会 ©神津凛子/講談社

『スイート・マイホーム』

公式サイト:
https://sweetmyhome.jp

公式Twitter:
@sweetmyhome_jp

◆ タイトル:『スイート・マイホーム』
◆ コピーライト:©2023『スイート・マイホーム』製作委員会 ©神津凛子/講談社
◆ 配給 :日活 東京テアトル
◆ 公開日 :9 月1日 全国公開

(オフィシャル素材提供)

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