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映画『高野豆腐店の春』

映画『高野豆腐店の春』完成披露上映会イベント
日時:8月7日 (月)
場所:新宿ピカデリー
登壇:藤竜也、麻生久美子、中村久美、徳井優、山田雅人、桂やまと、三原光尋監督

【ステージ グリーティング】

藤竜也と麻生久美子の親子役の共演に関する麻生は藤について、「藤さんは本当にカッコいい!それでいてとてもチャーミングで可愛らしい一面があってそんなギャップにやられました。すっごい好きです!」と感じており、藤は照れつつ「こ、困りますねえ」とコメントしています。

また、藤は麻生について、「娘の父親というものがどんなものかわからなかったけれど、麻生さんと現場で演じていくうちにこんな娘だったらオロオロするだろうなと思いました」と話しており、共演を通じての感想を述べています。

共演者の中村や徳井も藤についての言葉を述べており、中村は藤が自然にアイデアを出す姿勢を称賛し、徳井は藤に対する呼び方についてコメントしています。さらに、藤が突然別の話題を振り出して笑いを誘ったエピソードも描写されています。

映画初出演の落語家である桂が、西田道夫役として映画に出演しています。彼は駅ナカの「ちんちくりん」と呼ばれるキャラクターを演じており、この呼び名について「見た目、まんまですから……」と気にしていないことを明かし、会場を笑わせました。彼は共演者の藤竜也について、「藤さんが目で訴えかけててくるんです。演技は初めてでしたが、藤さんの目力に引っ張られていきました」と共演の印象を述べています。

中野ふみえ役を演じた中村は、藤竜也との共演について「憧れの方とご一緒できて光栄でした。藤さんは現場でどんどんアイデアを出されて、お話が膨らんでいくのを見るのが楽しかったです」と撮影を振り返っています。映画では、辰雄がふみえに淡い恋心を抱く場面も見どころとなっており、個々の役柄が生き生きと描かれている作品であることが強調されています。

三原監督とは3度目のタッグとなる藤さんは、「監督からは『藤さんが85歳くらいになったらもう一度一緒にやりませんか』と言われました。きっとウナギの映画になるでしょうね。ウナギを打ったり裂いたり…難しいだろうなあ」と悩みつつも満更ではなさそうでした。

三原監督は「藤さんの新たな一面が見られる映画であり、コロナを逆手にとってワイワイと人が集まって来る映画を作りたかった。素敵なキャスト、大好きなスタッフと作れた贅沢な映画です。ささやかな映画ですが、気に入っていただけたら嬉しいですし、是非ともお豆腐を買ってください」とアピールしています。一方、麻生さんも「この作品は人が人を思いやる温かくて優しい、まるでお豆腐のような映画です」と語り、主演の藤さんは「この映画を気に入っていただければお友達に勧めてください!」と観客に呼びかけていました

【ストーリー】

尾道が舞台の、小さな豆腐店を営む「父」と「娘」の感動的な物語が描かれています。尾道の情緒ある下町を背景に、高野豆腐店という店が存在します。夜明け前、そっと明かりが灯され、頑固で職人気質な父、高野辰雄(演:藤竜也)と、明るく気遣いのできる娘、春(演:麻生久美子)の一日が始まります。彼らはこだわりの大豆から美味しい豆腐を共に作り上げる日々を送っています。店の常連客や昔からの仲間たちとの和やかな時間も楽しみです。しかし、そんな穏やかな日常にも変化が訪れます。それぞれが新たな出会いを経験することになります。

【ギャラリ-】

映画『高野豆腐店の春』

8月18日(金)よりシネ・リーブル池袋、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー

【作品概要】

出演:藤 竜也 麻生久美子 中村久美
監督・脚本 三原光尋
製作:桝井省志 太田和宏 プロデューサー:桝井省志 土本貴生 山川雅彦
撮影:鈴木周一郎(JSC) 照明:志村昭裕 録音:郡弘道 美術:木谷仙夫 編集:村上雅樹(JSE)
音楽:谷口尚久 タイトルデザイン:赤松陽構造 助監督:金子功 小村孝裕 アシスタントプロデューサー:吉野圭一
企画・製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ 配給:東京テアトル
製作:アルタミラピクチャーズ/東京テアトル
2023 年/カラー/5.1ch/ビスタサイズ/120 分
公開日:8月18日(金)シネ・リーブル池袋、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 ©️2023「高野豆腐店の春」製作委員会
©️2023「高野豆腐店の春」製作委員会

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