日付: 8月6日(日)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇:松井玲奈 草川直弥(ONE N’ ONLY)
草川演じる宗太郎は、福岡の本屋で働くチャラ男として描かれています。草川自身と宗太郎の共通点について尋ねられると、草川は「宗ちゃんはチャラいんですけれど、その中にも温かみのある優しいところは、僕も共感できました。『こういう人いるな』というのを想像でやらせていただきました。愛嬌もあって嫌いになれないと感じてもらえたらと思って演じさせてもらいました」と、宗太郎の深層的なキャラクターについて話しています。
劇中で響子と宗太郎の過去の関係については詳細が明かされていませんが、松井は「ドロドロの別れ方でなくて、いい別れ方をしたからこそ、この二人の関係が再会しても続いたんだなと感じていました。監督が、大学生時代に二人は付き合ってみたいなことを話した気がします。」と述べています。草川も「宗太郎は、いろんな女性の方と付き合ったりしたんですけれど、響子に対しては特別な感情があるのではないかと思います。」と自身の考えを語っています。
映画では岡崎紗絵演じる菜穂子が響子のストーカーであることが徐々に明らかになります。松井は以前ドラマ「ニーチェ先生」でストーカーの要素を持つ役を演じた経験があり、今回の役柄について「響子と同じで、誰かにつけられているとは感じていなかったので、だからこそあの二人が出会った時に、驚きと受け入れ難い気持ちが現れたのかなと思いました。」と語っています。
また、宗太郎は映画内で岡崎演じる菜穂子からいきなり告白されるシーンがあります。草川は自身の経験について「いきなり告白されるような経験はないんですけれど、ファンの方が『好きです』と言ってくださったりするのはありがたいと思います。引き続き、たくさん言ってください!」と愛らしくアピールしています。
【ストーリー】
過去の痴漢被害のトラウマを背負いながら生きてきた響子(松井玲奈)は、健康上の理由から女優業を辞め、生まれ故郷の九州に戻ることを決意しました。福岡へやってきた彼女は、そこで元カレの宗太郎(草川直弥)と再会します。
一方、響子と繋がりたいと願う菜穂子(岡崎紗絵)は、響子をストーカーすることで近づき、彼女と知り合いになります。一方で、高校3年生の杏奈(倉島颯良)は、8年前から佐賀県嬉野で叔母の芙美子(黒沢あすか)と生活していますが、彼女に対して疑念を抱いています。杏奈は支援センターの広告を見て、菜穂子からの電話に悩みを打ち明けることを始めます。同じ頃、杏奈を想う透(林裕太)は、集落の長老・コガ爺(カトウシンスケ)に助言を求めに行っています。
一方、響子は就職活動が難航し、地元の嬉野に戻ることを考えています。彼女は親友の保奈美(松林うらら)に相談し、偶然にも自分と杏奈が異母姉妹であることを知ることになります。菜穂子は宗太郎に想いを寄せる絵里(川添野愛)などと女子会を計画し、嬉野への旅行を決めます。
【作品詳細】
『緑のざわめき』
9月1日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
松井玲奈 岡崎紗絵 倉島颯良
草川直弥(ONE N’ ONLY) 川添野愛 松林うらら 林裕太
カトウシンスケ 黒沢あすか
監督・脚本:夏都愛未
プロデューサー:杉山晴香 / 江守徹
撮影:村松良 照明:加藤大輝 音楽:渡辺雄司
配給:S・D・P 製作:「緑のざわめき」製作委員会
2023年/日本/カラー/4:3/Stereo/115分 ©Saga Saga Film Partners
文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業
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