【イントロダクション】
ボリウッド史上最高の興行収入を誇り、スーパースターとして名高いシャー・ルク・カーンが、4年ぶりに主演する作品『PATHAAN /パターン』が、2023年9月1日(金)から新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋を含む各地で公開されます。
2023年、インド中は1本の映画に熱狂しました。全国の劇場はスクリーンをフル活用し、チケットは数日前から売り切れ、劇場前にはプラカードを掲げたり太鼓を叩いたりする人々で賑わい、上映後には若者たちがエンディング曲に合わせて歌い踊る光景が広がりました。まさに社会現象を引き起こした瞬間です。
この作品は、興行収入が10億ルピー(約18億円)を突破すればインド映画界でヒットとされる中で、初日だけで10億6000万ルピーを記録しました。その後も興行収入は順調に伸び、日本でも大ヒットした映画『RRR』などに次ぐ、インド映画史上5位の興行収入を達成。この超大作スパイ・アクションがついに日本上陸することとなりました。
映画内では、シャー・ルク・カーンがRAW(Research and Analysis Wing、インドの情報機関)のエージェントであるパターン役を演じます。彼は30年以上のキャリアを持ちながらも、現在も危険な任務に挑むベテランエージェントです。また、『タイガー 伝説のスパイ』でサルマン・カーンが演じた「タイガー」が同僚のエージェントとして登場し、ファンにとっては特別な設定となっています。
映画のヒロイン、ルバイを演じるのはディーピカー・パードゥコーン。彼女は大胆な水着姿を披露し、「腰の動きがセクシーすぎる」という一部の批判を巻き起こすほどの魅力的なダンスで観客の心をつかみます。
監督は『WAR ウォー』のシッダールト・アーナンドで、ドバイ、アフガニスタン、トルコ、イタリア、フランスなど世界中で撮影が行われ、この壮大なスパイ映画が生み出されました。
【ストーリ-】
インド政府がカシミール地方の自治権を剥奪したことにより、怒りに震えるパキスタンの将軍、カーディル。彼は復讐の炎に燃え、元インド軍のジムと共謀し、インドに対するテロ攻撃を企てます。一方、インド諜報機関所属のエージェント、パターンはジムの計画する生物兵器による攻撃を未然に阻止すべく、果敢に立ち向かう覚悟を決めます。
物語は緊迫感に包まれつつ進行し、パターンはテロリストたちとの対決に身を投じます。そして、デリー上空を舞台に、飛行機内に仕掛けられた生物兵器の恐るべき存在に気付きます。時間はわずか6分しか残されていません。絶望的な状況の中、インドの最高エージェント、パターンは母国を救うため最後の闘いに挑むことができるのでしょうか。
この壮絶なストーリーは、テロの脅威に立ち向かうヒーローの覚悟と勇気、そして国家の運命を背負って立ち上がる意志を描き出しています。
【ギャラリ-】