映画

映画『ウルフハンター』

公開記念舞台挨拶
日付:7月8日(土)
場所:池袋HUMAXシネマズ
登壇:劇団EXILE小野塚勇人、岸明日香、中村龍介

大阪の劇場で公開された映画『ウルフハンター』の舞台挨拶では、主演の小野塚と共演者の岸、中村が和やかな雰囲気でトークを繰り広げました。小野塚は大阪の劇場にいる観客に配慮し、「ぜひ大阪の劇場でご覧になっている方も、楽しんでいってください」とメッセージを送りました。岸は自身が演じる貂蝉のことを母に伝えていないと明かし、母が映画を見ているかもしれないと照れ笑いを浮かべました。

舞台挨拶では、過去の完成記念イベントでのエピソードも振り返られました。岸が小野塚の髪の成長について質問すると、小野塚は笑って「髪伸びる速さは人狼並みですね」と返答し、場を盛り上げました。また、撮影中の苦労について尋ねられた岸は、アクションシーンでの不安を明かしました。映画が全編背景合成で製作されたため、グリーンバックの中での撮影が難しかったと述べる一方で、小野塚は合成背景を想像しながら演じることができたと話しました。岸も撮影中の立ち位置や被りの難しさに取り組んだことを明かし、中村もグリーンバックの背景の一箇所での撮影が大変だったと語りました。

舞台挨拶の中で、『ウルフハンター』の魅せ場について各キャストが語りました。小野塚は真顔で「舟を(エアで)必死でこぐシーンがあるんです」と回答し、岸がそのシーンを疑問視するほどの隠れた名シーンを選んだことを明かしました。小野塚は「一瞬何やってるんだろうと思いながら、だいぶ現場ではシュールでした」といたずらに笑いました。岸は背景を合成にて挿げ替えられる本作ならではの1カットで複数のシーンがまとめられたシーンを挙げ、「移動もあって、1人ミュージカルしているような気持ちになりました」と撮影を楽しんだ様子を伝えました。中村は「やっぱり呂布の名推理ですね」と回答し、「意外とパワー系に見えて、頭を使って事件を解決へと導いていく役割かも」と期待を掻き立てる発言をし、観客を楽しませました。

さらに、舞台挨拶の中で明らかになったのは、登壇者3人が2015年に共演した映画があることでした。中村から「その頃から(小野塚は)髪の長さが変わってないですね」というコメントが飛び出し、岸も「あの頃(小野塚さん)はちょい尖りぐらい」と追加し、小野塚への掛け合いからは仲睦まじい関係性が伺えました。中村は「いろんなことがあった中で、今も(3人が)続けてるというのが嬉しいですね」と大人な雰囲気で場を締めくくりました。

【STORY】

西暦2148年の地球。中国大陸は狼族によって占拠され、無秩序な状況に陥っていた。人狼解放戦線はその背後に何があるのかを探る中で、遥か昔の西暦192年頃の「三国志」の時代においても狼族が影の存在として暗躍していたことを突き止める。この事実に基づき、司令官はウルフハンター003を派遣し、当時の指導者である董卓の背後に潜む人狼を排除する作戦を立案する。

003の潜入先は長安に近い山寺となる。この山寺では董卓の側近である王允が、各地の有力な武士たちを集めて秘密の「集会」を開くという情報が入っている。この集会には合計9人が参加する予定であり、その中には必ず人狼が紛れ込んでいるはずだと推測される。

歴史を修正するためのタイムリミットは96時間と厳しい。果たして003は制限時間内に人狼を駆逐することができるのだろうか。彼の任務は困難を極める中、過去の闇に立ち向かい、現在と未来を守るために戦い続けることになる。その行く末は予測不可能であり、数々の困難と選択が彼を待ち受けるのである。

【作品概要】

小野塚勇人(劇団EXILE)
井澤勇貴 岸明日香 中村龍介 田淵累生 星波 北出流星
 赤崎郁弥 猪爪未由 / 田村智浩 加藤大騎 帆世雄一

演出:笹木彰人 映像監督:曽根剛 脚本:長田安正 江面亮貴 撮影:鳴海雅和 渡邉兼司
録音:柴田陽一郎 衣装:山川恵未 ヘアメイク:高橋円 ヘアメイク協力:高橋紀子 鶴永千紘 スチール:中居挙子 制作:倉地真也
編集:石井塁 背景美術:網聡子 助監督:長篤志 プロデューサー:長田安正 高橋陽 キャスティング:菅谷英一
協力:LDH JAPAN/オレンジ/スターダストプロモーション/クィーンズアベニュー/ジュネス/GFA/アソビシステム/アクロスエンタテインメント
製作:ユナイテッドエンタテインメント 2023「ウルフハンターが行く!3」

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