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髙田恭輔監督の最新映画「ふれる」=応援コメント入り新予告+場面写真解禁!

同作は、母を数年前に亡くし、たびたび奇行を起こして家族を困らせる小学4年生・美咲が主人公の物語。彼女と周囲の人々の人生が少しずつ動き出す様子が描かれる。これが劇場デビュー作の高田恭輔が監督・脚本・編集を担い、セリフがなくト書きのみの脚本で俳優と対話しながら作り上げた。

「ふれる」新場面写真「ふれる」新場面写真
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予告編では、美咲と彼女を見守る人たちの日々が映し出される。「舟を編む」「月」などで知られる映画監督の石井裕也、PFF総合ディレクターの荒木啓子、映画評論家の森直人が同作に寄せた応援コメントも収められた。全文は以下に掲載した。

「ふれる」は、9月27日から10月10日にまで東京・テアトル新宿で公開されたあと、全国で順次上映が行われる。鈴木唯、仁科かりん、河野安郎、水谷悟子、松岡眞吾、吉田晏子が出演に名を連ねた。

※高田恭輔の高は、はしごだかが正式表記

石井裕也(映画監督)コメント

度肝を抜かれました。高田恭輔監督は、物凄く巧い。
監督がやるべきことを正確に理解しているから、俳優たちが彼を信じ、ついていく。
現にこの映画に出演している俳優たちは誰もがいきいきとしていて、普通ではない輝き方をしています。
撮影現場にて即興で台詞を作っているらしいです。どうやったらそんなことができるのか…。
とにかく俳優の芝居が素晴らしいです。

荒木啓子(PFF総合ディレクター)コメント

こどもの美咲には亡き母がみえる。美咲を見守るおとなたちは、
自らのかなしみを抑え、死を抱えきれないこどもを慈しむ。おとなたちは、怒らない。
「奇跡」という言葉を使いたい、この映画の数々の震えるような画は
「おとなは怒らない」という希望に支えられていることを、改めておもう。
撮影協力の場所も素晴らしく、学生映画を全力で支える芳醇な映画環境にも感服する。傑作。

森直人(映画評論家)コメント

驚くほど丁寧に編まれた60分。
どこまで情報を込めるか、誰を/何をどこまで見せるか。
我々観客のリテラシーと、そして映画そのものを信頼しながら、
各々のショット、フレームの中に美しい小宇宙が形成されている。

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