写真集の発売について尋ねられると、彼女は「昨年4月にエイベックスに移籍し、マネージャーと共に15周年記念として初の写真集を作ることを目標に掲げ、この1年間努力してきました」と語った。続けて、「ついにこの写真集が発売され、本当に感無量で嬉しい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。
写真集のタイトル「jealousy」については、「ジェラシーという言葉は、一般的にはネガティブな意味合いで使われることが多いですが、私はポジティブに捉えています。ジェラシーがあるからこそ努力できたり、もっと美しくなりたいと思える気持ちが生まれるからです」と述べた。さらに、「その思いを皆さんに伝えたくて、『jealousy』というタイトルを付けました」と説明した。
お気に入りのカットについては、白のニットから肌が透けている写真を挙げ、「普段見せないようなアンニュイな表情や、さまざまな連想を呼び起こすエモーショナルな雰囲気が気に入っています」と語った。また、「あまり見せすぎずにセクシーさを表現したいと思っています」と付け加えた。
撮影はベトナムのフーコック島で行われ、出演者は「毎日おいしいベトナム料理を楽しんだ」と振り返った。帰国後もその味が恋しくなり、ベトナム料理店に通うようになったと述べている。また、露出度の高いカットがあるため、撮影に向けて「約10キロのダイエットを行い、半年ほどかけて挑みました」と明かし、「あまり知られていないかもしれませんが、“臓活”というダイエット法を実践しました。これは東洋医学に基づき、自分の体質を理解し、体質改善を図りながら理想の体を目指す方法です」と説明した。
反響については、母親から「きれいに撮ってもらったね」と褒められ、祖母からは「素晴らしい作品ができて嫉妬してしまう」と言われたことを明かした。また、友人からは「攻めたね」との反応もあった。出演者は「素の表情を引き出せたと思う。友人や恋人にしか見せないような表情も詰まっている」と自信を持って語った。
会見の締めくくりに、記者から「お年頃ですが、ご結婚の予定はありますか?」という質問が投げかけられた。野崎は一瞬戸惑いを見せたものの、すぐに「結婚の予定はまだ未定です」と微笑みながら答えた。さらに、好みのタイプについて尋ねられると、「そうですね…私と心が通じ合う人が理想です」と返答し、報道陣に向かって笑顔で会釈しながらその場を後にした。
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◆野崎萌香1st写真集「jealousy」 本作は、2009年に19歳でモデルデビューを果たし、「non-no」(集英社)、「sweet」(宝島社)、「美人百花」(角川春樹事務所)など、数々のファッション誌や広告で活躍する野崎が、デビュー15周年の節目のタイミングで発売した初の写真集。撮影はリゾート地・フーコック島で行われ、純白のビキニ姿で燦々と輝く太陽が降り注ぐビーチに寝転がるなど、高級ヴィラのプールやスイートルームといった様々なシーンで、野崎が圧巻のスーパーボディを披露している。