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映画『ロストケア』

松山ケンイチと長澤まさみが初共演する社会派エンターテインメント映画『ロストケア』が全国公開中です。4月28日(金)、主演の松山ケンイチと監督の前田哲、そして鈴鹿央士が、新たにオープンした【TOHOシネマズ ららぽーと門真】プレミアムシアター(281席)でオープン記念舞台挨拶を行いました。

松山ケンイチは本作で介護士でありながら42人を殺めた殺人犯・斯波宗典を演じ、感心しながら「劇場オープン、おめでとうございます! スクリーンがものすごく大きいですね! この劇場で僕も映画を観たいです!」と挨拶しました。長澤まさみ演じる検事・大友の同僚であり、斯波と相対する検察事務官・椎名幸太を演じた鈴鹿央士は、「スピーカーがすごく大きい! びっくりですね」と場内を見渡して感想を述べました。前田哲監督からは「泳げるくらい大きなスクリーン。画自体が大きいから、ケンイチくん、央士くんの顔もすごく大きく映し出されるね!」とコメントが飛び出しました。本作で松山、鈴鹿、前田監督の3人が一緒に舞台挨拶や他のイベントに登場するのは初めてだそうです。映画公開初日以来、約1ヶ月ぶりの再会にも関わらず、前田監督は「久々に会ったという気がしない」と話していました。また、松山と鈴鹿の再会の第一声はお互いに「髪伸びたね!」だったというエピソードも明かされ、和気藹々とした雰囲気の中で舞台挨拶がスタートしました。最後に松山は撮影中に長野の温泉で出会った親子のエピソードを披露しました。介護をしている息子と父親が一緒に温泉に入っており、特に息子のやわらかい笑顔が印象的だったとのこと。「介護は一旦離れ離れになった家族がまた一つ屋根の下で過ごすきっかけにもなる。壮絶な面もあるが必ずポジティブな面もある気がするんです。撮影中にその親子に出会って、介護の一方だけを演じるのをやめようと思った。介護のいろいろな面を見て欲しいと思った」とコメントしました。

最後はマスコミ向けのフォトセッションに続いて、特別に来場した観客向けのフォトセッションタイムも行われました。大きな拍手に包まれて、舞台挨拶は終了しました。

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