菅田将暉主演、監督・岸善幸、脚本・宮藤官九郎で、楡周平の原作小説を映画化した移住エンターテインメント『サンセット・サンライズ』。この度、愉快な登場人物を捉えた<キャラクター編>と、晋作が東北の絶品を紹介する<東北グルメ編>の特別映像2種が解禁となった。
脚本の宮藤氏、岸監督、東北出身でもあるふたりの異色のコラボレーションから生まれた本作は、都会から移住した釣り好きサラリーマン西尾晋作と、宮城県・南三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら豊かなエンターテインメントに転化させたヒューマン・コメディ。
この度、解禁されたのは愉快な登場人物を捉えた<キャラクター編>と、晋作が“宇田濱グルメ”を紹介する<東北グルメ編>の特別映像。
<キャラクター編>はコロナ禍をきっかけにはじめた【お試し移住ライフ】を満喫する「東京の釣りバカ会社員」こと晋作(菅田将暉)が、東京に住む会社の同僚たちとのオンライン飲みで、移住ライフを自慢するシーンからスタート。
晋作の移住先で、空き家のはなれを貸している「宇田濱町のマドンナ」こと百香(井上真央)の姿と、そんな百香を陰ながら“守る” “見張る” “祈る”ことをモットーに、2011年に結成した「モモちゃんの幸せを祈る会」のメンバーであるタケ(三宅健)、ケン(竹原ピストル)、山城(山本浩司)、耕作(好井まさお)の4人が夜な夜な集会を開き、百香の幸せを祈る活動する姿を紹介。
そして、どんな状況でも至ってマイペース、海に落ちてあたふたする晋作に、“ホヤ”を手渡そうと(!?)する「酒と肴をこよなく愛する。関野家の大黒柱」こと百香の父親・章男(中村雅俊)、たまに社員のオンライン飲み会に顔を出す晋作が務めるシンバルの社長・大津誠一郎(小日向文世)、お節介焼きなことは自覚している百香の幼なじみで同僚の持田仁美(池脇千鶴)、「宇田濱の生き字引」こと茂子(白川和子)、「宇田濱イチの情報通」でいつもタコの干物を咥えている重蔵(ビートきよし)、遭遇した晋作が絶叫する宇田濱に住むクマまで、オールキャストが勢揃い!?
愛すべき宇田濱の住人たちと晋作のユニークな交流が楽しいキャラクター紹介映像に仕上がっている。
ラストには、晋作を演じた菅田が「終わりが見えなくて大変だった」、岸監督が「笑い泣きしながら見ていました(笑)」とふり返る、生タコと晋作の格闘シーンも収められている。
<東北グルメ編>では、劇中に登場する東北でしか味わえない絶品料理の数々に、舌鼓を打ちつつ、ひたすら感動し続ける晋作の姿に、一緒に食事しているような感覚に。
映像では、タラの一種のどんこをたっぷりと使った三陸海岸地域の郷土料理<どんこ汁>、晋作がかぶりつくメカジキの背びれを塩焼きにした<ハモニカ焼き>、茂子さんのお手製、旬の地元料理<メバルと筍の煮物>、東北の定番料理で豚肉入りの味噌味で仕上げる仙台風<芋煮汁>ほか、<イカ大根><モウカノホシ>など東北の絶品グルメが大集合。
「け!(食え!)」「く!(食う!)」など、方言を使いこなし東北グルメにご満悦の晋作の姿が映し出された映像となっている。
物語新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の大企業に勤める釣り好きの晋作(菅田将暉)は、4LDK・家賃6万円の神物件に一目惚れ。何より海が近くて大好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタート。仕事の合間には海へ通って釣り三昧の日々を過ごすが、東京から来た〈よそ者〉の晋作に、町の人たちは気が気でない。一癖も二癖もある地元民の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、持ち前のポジティブな性格と行動力でいつしか溶け込んでいく晋作だったが、その先にはまさかの人生が待っていた—?! |
主演:菅田将暉
脚本:宮藤官九郎 監督:岸善幸『あゝ、荒野』
原作:楡周平「サンセット・サンライズ」(講談社)*文庫版は10月16日刊行予定
製作:石井紹良 神山健一郎 山田邦雄 竹澤 浩 角田真敏 渡邊万由美 小林敏之 渡辺章仁
企画・プロデュース:佐藤順子 エグゼクティブプロデューサー:中村優子 杉田浩光 プロデューサー:富田朋子
共同プロデューサー:谷戸豊 撮影:今村圭佑 照明:平山達弥 録音:原川慎平 音響効果:大塚智子
キャスティング:田端利江 山下葉子 美術:露木恵美子 装飾:松尾文子 福岡淳太郎 スタイリスト:伊賀大介 衣装:田口慧
ヘアメイク:新井はるか 助監督:山田卓司 制作担当:宮森隆介 田中智明 編集:岡下慶仁 ラインプロデューサー:塚村悦郎
製作幹事:murmur 制作プロダクション:テレビマンユニオン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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