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興収1億円突破の快挙!アキ・カウリスマキ監督『枯れ葉』大ヒット御礼舞台挨拶も決定

フィンランド映画を代表する名匠アキ・カウリスマキ監督の最新作『枯れ葉』が大ヒット上映中。このたび、本作が興収1億円を突破し、日本で上映された作品の中でカウリスマキ最大のヒット作『過去のない男』を超える快挙となった。あわせて主演女優アルマ・ポウスティがリモート登壇する大ヒット御礼舞台挨拶の実施が決定した。

大ヒット御礼オリジナルステッカーの来場者プレゼントも決定

アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる『枯れ葉』は、孤独を抱えながら生きる女と男が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。2023年カンヌ国際映画祭 審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、第81回ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ)、最優秀非英語映画賞にノミネート、第96回アカデミー賞®国際長編映画賞のショートリストにも選出された。本国フィンランドでは、動員29万人を超え(フィンランドの人口は約550万人)、フランスやドイツ、アメリカ、イタリアでも大ヒットした。

日本では昨年12月より公開され、各地で満席が続出、公開してから2カ月近くが経つ現在もユーロスペースをはじめ、多くの劇場でロングラン上映が続いている。そしてこのたび、日本で上映された作品の中でカウリスマキ最大のヒット作『過去のない男』を超える興収1億円を突破した。

カウリスマキ史上最高のラブストーリー『枯れ葉』は、ヒロインの圧倒的な存在感など随所に新しさを感じさせながら、お馴染みのとぼけたユーモアや抜群の音楽センスにもさらに磨きのかかった、いわばカウリスマキの集大成ともいえる作品。この大ヒットを記念して、2月17日(土)より全国の『枯れ葉』上映劇場にて、カウリスマキ監督の愛犬であり、劇中にも登場する犬・チャップリンの様々な姿を切り取ったオリジナルステッカーの配布が決定した。数量限定、なくなり次第配布終了となる。

また、昨年12月に初来日を果たし、日本の観客とも対面した主演女優アルマ・ポウスティが大ヒットの御礼を伝えたいと、急遽リモートでの舞台挨拶を実施する運びとなった。各詳細は以下のとおり。

『枯れ葉』はユーロスペースほか大ヒット上映中。

『枯れ葉』興行成績

8週目 38館 38SC
【累計】動員:72,279人 興収:101,573,850円

『枯れ葉』大ヒット御礼舞台挨拶 詳細

■日程:2月29日(木)18:50の回上映後
■会場:ユーロスペース
■登壇者:アルマ・ポウスティ
■通訳:遠藤悦郎

『枯れ葉』大ヒット御礼オリジナルステッカー・プレゼント 詳細

■日程:2月17日(土)より『枯れ葉』来場者に先着順で配布(なくなり次第終了)
※実施劇場は公式ホームページにて後日お知らせいたします。

枯れ葉
2023年12月15日(金)よりユーロスペースほか全国ロードショー

STORY
北欧の街ヘルシンキ。アンサは理不尽な理由から仕事を失い、ホラッパは酒に溺れながらもどうにか工事現場で働いている。ある夜、ふたりはカラオケバーで出会い、互いの名前も知らないまま惹かれ合う。だが、不運な偶然と現実の過酷さが、彼らをささやかな幸福から遠ざける。果たしてふたりは、無事に再会を果たし想いを通じ合わせることができるのだろうか…?

監督・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:アルマ・ポウスティ(『TOVE/トーベ』)、ユッシ・ヴァタネン(『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』)
ヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイヴ

2023年/フィンランド・ドイツ/81分/1.85:1/ドルビー・デジタル5.1ch/DCP/フィンランド語/原題『KUOLLEET LEHDET』/英語題『FALLEN LEAVES』
配給:ユーロスペース 提供:ユーロスペース、キングレコード

© Sputnik
Photo: Malla Hukkanen

公式サイト kareha-movie.com

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