お笑いコンビ「空気階段」の水川かたまりの映画初主演作「死に損なった男」が、2025年2月21日より劇場公開されることが決まった。
「死に損なった男」は、「メランコリック」長編映画デビューを果たした田中征爾監督・脚本作。構成作家の関谷一平は、お笑いの道に憧れながらも、殺伐とした社会と報われない日々に疲弊していた。駅のホームから飛び降りることを決意するが、隣の駅で人身事故が発生。タイミング悪く死に損なった一平の前に男の幽霊が現れ、「娘に付きまとっている男を殺してくれないか?」と、とんでもない依頼をしてくる。
水川かたまりが演じるのは主人公の関谷一平役。「この度、映画という名の海に出ました。監督という船長の元、芝居という船に乗って、お蔵入りという暗礁に乗り上げることもなく、なんとか目的地という名のゴールまで辿り着きました」とコメントを寄せ、「本当に感謝の大航海でした。頑張って死に損ないましたので、どうか全員スクリーンでご覧ください」と、熱い思いを明かしている。
監督は、2019年の長編映画デビュー作「メランコリック」が国内外の映画祭で上映された田中征爾。「メランコリック」に続いて自身のオリジナル脚本となる本作について、「13~14年前にふとメモ帳に書き込んでおいた物語設定が、こんな素敵な座組で実現するとは思っていませんでした」と素直な思いをコメント。本作で初主演を務める水川については、「水川かたまりさんの主演デビューを直接目撃できたこと、本当にラッキーでした。カメラを回す度に嬉しい気持ちにさせてくれました」と絶大な見せている。
【作品情報】
死に損なった男
2025年2月21日(金)より全国公開
配給:クロックワークス
©2024 映画「死に損なった男」製作委員会