小越春花(NGT48)、今森茉耶(「ミスマガジン2023」グランプリ)らが出演する映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』が、6月14日から全国拡大公開となることが決定。併せて、「涙」がポイントとなっている新予告編が解禁となった。
【動画】NGT48・小越春花、涙の新予告解禁「その涙には、わけがある」 映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』
部活、将来、恋に希望と不安を抱えながら高校を卒業していく若者たちの心の機微に触れながら人生の岐路となる「卒業」をテーマに描き、新潟県新潟市と燕市の地元文化に触れながら、人口減少社会における問題に切り込んだ「私の卒業プロジェクト」。その5期目となる今作は、3月29日から新潟2館で先行公開が行われており、観た観客からは「ハンカチ持ってて良かった」、「こころのふたがとれてウルッとしてしまいました」などの感涙の口コミが届いている。
高校卒業が間近となった新潟の高校に通う学生たち。それぞれの夢、希望、悩み、葛藤を胸に、残りわずかな高校生活を過ごしていた。芸能事務所からスカウトされ、歌手になることを夢見てきた吉田愛佳(小越)。古町芸妓への内定を得たが、彼氏に打ち明けられずにいる椎名弥生(今森)と、最近何かを隠し、自分を避けるようになった弥生の様子に頭を抱える橋本亮介(渡邉多緒)。
コロナ禍の影響で工場が倒産、その影響で不登校となり、新潟に引っ越してきた清水真衣(草野星華)、若者が自分のやりたいことにふたをしていくしかない大人の作り上げた社会に声を上げようとする学、実家のみそ蔵を世界に発信していくため海外の大学を目指す峰村由香(阿部凜)。さまざまな状況に置かれ、人生の岐路に立つ若者たちが、卒業を前に、各々の悩みを解決していきながら、一歩前進していく学生たちの青春群像劇。
この度、全国公開が都内を含め9館から一気に全国34館に拡大公開へ。口コミを受け公開された新予告編は、「その涙には、わけがある」というキーワードとともに、ヒロイン4人それぞれが涙する様子が映し出されている。
高石明彦プロデューサーは拡大公開について、「昨年は4館で1週間の公開でしたので、正直ここまで劇場が広がるとは予想していませんでした。映画でオリジナル作品は難しい、と言われる最中、新潟で先行上映をご覧頂いた皆様からの感想を拝読して、本映画を快く受け入れて頂いているという実感を得られました。制作して本当に良かったと思いました。また、各劇場の皆様にも作品を見て頂き、劇場から発信しましょうと仰って頂けたのが本当に嬉しかったです。」とコメント。
続けて、「より多くの皆様にこの作品を届けたいという思いで、スタッフ、キャスト一丸となり、丁寧に制作しましたので、是非劇場でご覧頂きたいです」と呼び掛けている。
また、追加舞台あいさつも決定。6月15日からユナイテッド・シネマ豊洲、新宿ピカデリーや、なんばパークスシネマなど全国を巡る。詳細は今後公式HP、SNSなどで発表予定とのこと。