メル・ギブソンの『ハクソー・リッジ』以来となる監督最新作で、マーク・ウォールバーグが主演を務める映画『フライト・リスク』(3月7日(金)公開)の日本語吹替版に、相席スタートがゲスト声優として参加することが発表された。
本作の監督を務めるのは、『リーサル・ウェポン』『マッドマックス』シリーズなどへの出演で知られ、アカデミー賞(R)5部門を受賞した『ブレイブハート』で監督としての才能も高く評価されたメル・ギブソン。第89回アカデミー賞(R)作品賞ほか6部門へのノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』以来9年ぶりの監督最新作となる。
主演は、『ディパーテッド』でアカデミー賞(R)助演男優賞にノミネートされた経歴を持ち、『トランスフォーマー』『テッド』シリーズなどの大作で幅広い演技を見せてきたマーク・ウォールバーグ。さらに『ダウントン・アビー』シリーズの長女メアリー役で知られるミシェル・ドッカリー、『スパイダーマン3』『インターステラー』のトファー・グレイスと、実力派俳優たちが脇を固める。
この度日本語吹替版ゲスト声優として参加が発表された相席スタートの二人は、いずれも映画吹替え初挑戦。ワケあり搭乗者たちの思惑が渦巻く地上10,000フィートの上空という、生死をかけた最悪の「相席」状態で駆け引きが繰り広げられる本作にちなみ、起用が実現した。
山﨑ケイがドッカリー演じるハリス保安官補が所属する、連邦保安官事務所の職員「ジャニーン」役を、山添寛が未経験ながら飛行機操縦の必要に迫られたハリスを、航空無線越しにサポートする「通話相手男」役を務める。
山添は航空無線が混線するというシーンで、本来なら技術スタッフが調整をかけるところ、自前で声が途切れ途切れになる様を演じ、「そのまま使えます」と評価された「セルフの混線具合」を自身の演技の注目ポイントとして語っている。
なお2月25日(火)には『フライト・リスク』日本語吹替版の完成披露試写会が東京・新宿バルト9で実施されることが決定。相席スタートが登壇する予定だ。
コメント
山﨑ケイ
お話をいただいた時はどういう役なんだろうとワクワクしました。最初にマネージャーに「ケイさんは名前のある役で、山添さんは名前のない役です」と言われていたので、それもちょっと楽しみでした。ワンシーンですが結構セリフの展開があり、これまでナレーションの経験はあったのですが、吹替えは初めてだったので難しかったです。『フライト・リスク』は緊迫感や迫力がありすごく面白かったです!映画館でぜひ見てください!
山添寛
参加が決まってめちゃくちゃ嬉しかったのですが、ぬか喜びはしたくなかったので「確定か?」と何度もマネージャーに確認しました。「通話相手男」役ということで顔は出てこない人物なので、口がもうすぐ動くぞというヒントすらなく難しかったですね。ただ航空無線が混線するシーンで、本来なら技術スタッフさんが調整してくださるみたいなんですが、自前で混線を演じたら「そのまま使えます」と評価いただきました。セルフの混線具合を楽しんでいただけたら。僕が作った混線です。
ストーリー
現場復帰したばかりのハリス保安官補(ミシェル・ドッカリー)は、重要参考人ウィンストン(トファー・グレイス)を、アラスカからニューヨークまで航空輸送する機密任務に就く。初顔合わせとなったベテランパイロットのダリル(マーク・ウォールバーグ)は、陽気な会話でハリスの緊張をほぐしていく。離陸した一行が乗る機体は、壮大なアラスカ山脈上空10,000フィートまで上昇。ウィンストンに証言をさせる裁判開始までのタイムリミットが気になるハリスだが、頼もしいダリルのお陰で順風満帆な航行になるかに思えた。一方、ひとり後部座席に繋がれるウィンストンが、足元に落ちていたパイロットライセンス証を何気なく見ると、そこには今目の前に座るパイロットとは全くの別人が写し出されているのだった―。
『フライト・リスク』
出演:マーク・ウォールバーグ『トランスフォーマー』『テッド』シリーズ
ミシェル・ドッカリー『ジェントルメン』『ダウントン・アビー』シリーズ
トファー・グレイス『インターステラー』『スパイダーマン3』
監督:メル・ギブソン『ハクソー・リッジ』『ブレイブハート』
2024年|アメリカ|英語|91分|カラー|シネマスコープ|5.1ch|原題:FLIGHT RISK|字幕翻訳:北村広子|映倫:G
配給:クロックワークス
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公式サイト:https://klockworx-v.com/flightrisk/
公式X:@FlightRiskJP