映画

片岡千之助・北 香那・望海風斗ほか豪華キャストと杉田成道監督が登壇!藤沢周平原作 橋ものがたり「約束」

時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石原隆)は、2月にTV初放送を控える藤沢周平原作オリジナル時代劇 橋ものがたり「約束」の完成披露上映会を、1月18日(木)に丸の内ピカデリー(東京都千代田区有楽町)にて開催した。

上映前に実施された舞台挨拶では、主人公の幸助を演じた片岡千之助をはじめ、幸助と5年後の再会を約束する幼馴染・お蝶役の北 香那、幸助と秘密の関係を持つおきぬ役の望海風斗、幼少期の幸助・お蝶を演じた小谷興会・今濱夕輝乃、そして杉田成道監督が登壇。松竹京都撮影所や山口県岩国市の名勝・錦帯橋での撮影を振り返り、それぞれが作品に込めた想いを熱く語った。

千之助は「 杉田監督のパワーが伝わってくる作品です。圧倒的な存在感の北さんや、憧れのスター・ 望海さんと共演できたことも嬉しく、幼い幸助・お蝶のシーンも素晴らしかったです」 と、作品が完成した喜びをあふれさせた。

橋ものがたり「約束」は、時代劇専門チャンネルでのTV初放送[2月3日(土)よる7時]に先駆けて、1月26日(金)から新宿ピカデリー/MOVIX京都にて、期間限定で特別上映される。「北の国から」の映像美で描く究極のラブストーリーを、テレビでもスクリーンでも楽しめる。

登壇者コメント

●幸助役 片岡千之助

杉田監督に「自然なお芝居をしてほしい」と言っていただいたことを念頭に置きながら挑戦させていただきました。撮影前には、祖父(片岡仁左衛門)から電話で「映像というものは、カメラの前に立つだけで芝居やからな」とアドバイスをもらいました。まだまだ未熟ですが、「やり切ったよ」と言いたいです。捉え方はそれぞれあると思いますが、美しい物語です。多くの方にご覧いただけたらと思います。

●お蝶役 北 香那

杉田監督の演出に“ぞっこん”でした。毎シーン、ハッとさせられるご提案があって、撮影が休みの日が寂しいくらい(笑)、夢中になってお蝶を演じました。ロケで行った錦帯橋(山口県岩国市)へは大きな愛着があります。同じ場所のはずなのに、風の吹き方や水の音の変化で世界が変わるような橋でした。子役の二人も可愛くて可愛くて、二人がしっかり物語の助走を作ってくれたので、私たちがうまく乗っかることができました。

●おきぬ役 望海風斗

初めて映像作品に出演させていただきました。舞台とは違う、時代劇のリアルなセットに入ると、タイムスリップした世界に踏み込んでいくような感覚になりました。杉田監督に丁寧に演出していただき、孤独感や寂しさを内面に抱えたおきぬという人物が、作品の中に自然に存在できるようにと演じました。三味線とともに都都逸を歌うシーンは、おきぬの心情や優しさ、寂しさが表れていると思います。

●杉田成道監督

「世の中で一番美しいものは、人を思いやる人の心です」。藤沢周平先生がそんなことを言っているような気がして、いつもそのことだけを思って撮影しておりました。この作品を観た人の中に、懐かしさが残ればと思っております。何とか作品を生み落としはしたのですが、育ててくださるのは観客の皆さんです。皆さんの中に、心に残った何かがあれば幸いです。

さらに、小谷は「杉田監督から演技指導を受けたことは“宝”になった」と述べ、千之助について「お兄ちゃんのような存在」と明かした。今濱は「北さんのような美しい方の幼少期を演じられて嬉しい」と語り、北が笑顔で今濱を抱き寄せる一幕も。微笑ましいやりとりに、会場はあたたかな笑いに包まれた。【原作】

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