「第53回ベストドレッサー賞2024」の授賞式が都内で行われ、芸能部門で受賞した俳優の俳優の津田健次郎が登壇した。津田は「これまでこういった賞とは縁がないと思っていましたが、歴史ある素晴らしい賞を受賞できて光栄です。本当に嬉しいです。ありがとうございます」と笑顔で感謝の意を述べた。
授賞式では、津田が舞台俳優としてのキャリアを持ちながら、学生時代には映画監督を志していたことにも話題が及んだ。自身の過去の短編作品制作経験を振り返りながら、今後の監督業への抱負を問われると、「まだ監督と呼べるほど作品は撮れていませんが、実写の長編映画に挑戦したいと思っています。10年以上温めている企画があり、暗めでありながらもエンターテイメント性を持つ作品を目指したいです」と語った。
また、来年の目標については「ここ数年、声優業だけでなくドラマや映画出演など、さまざまな分野で仕事をさせていただける機会が増えています。これからも『演じる』ことを軸に、声の仕事も映像作品も取り組みたい」と意気込みを語り、「芝居というのは何度やっても難しく深いもの。初心に帰った気持ちで取り組んでいます。同時に映画制作にも力を入れていきたい」と述べた。
式後の囲み取材では、フォーマルな装いについて「職業柄、フォーマルな服を着る機会が少ないので、今日はシックでフォーマルな雰囲気を意識しました」とコメント。温めている映画の構想については、「尖った作品に仕上げたいと思っています。自分は出演せず、監督に専念する予定です」と話した。
同授賞式では、他にも以下の人物が受賞した。
- 学術・文化部門:田中里沙(学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学学長)
- 芸能部門:MEGUMI(スマイル太陽賞も受賞)
- スポーツ部門:富樫勇樹(プロバスケットボール選手)
- インターナショナル部門:宅見将典(作曲家、第65回グラミー賞受賞アーティスト)
- 特別賞:高橋英樹(俳優)